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Last-modified: 2024-04-08 (月)


[一語一絵/ツーリング/2004]

阿蘇Express 15th - Best Season - / 2004-06-14 (月)

今日も予報どおりの絶好のツーリング日和。朝イチで千早病院へ出向いて保険請求に必要な入院証明書の発行を依頼。「2〜3日後に取りに来て下さい」という事で、ひと仕事片付けた後ちょい遅めの9時過ぎにスタート。

青空
梅雨の中休み

いつもとは違うスタート地点だが何も悩む事はない。JR千早駅の脇を抜けて博多バイパスに入ればこっちのもの、榎田を左折すればいつのもルートだ。

いちお病み上がりなので今日は休憩を多めに心がけ。日田で一息入れてからR210をさらに東へ。真夏は灼熱地獄となるR210もこの時期なら気分爽快。

断っておくが今日は遊びにあらず。退院療養計画書に明記された「仕事のストレスを解消する事」という指摘に沿った療養の一環なのだ。

九重からはエキサイティングなアップダウンと挑戦的なコーナーが続くテクニカルな四季彩ロードへ。右コーナーの荒れたバンプが、エキパイの傷と引き換えに病院のベッドで眠っていた魂を叩き起こす。

正午、計ったように朝霧へ。メニューを開く事なく「そばと唐揚げ定食」700円をオーダー。

絶景露天風呂
久住高原コテージ、満天望温泉にて

ジューシーな肉汁としっかりした歯応えの唐揚げは相変わらずのウマさ。退院して良かった、と思った一瞬だ。栄養士の教えに従いそばのつゆを残した事を除けば、いつもと同じように名探偵コナンを1巻読み干した後リスタート。

からやまなみハイウェイにスイッチ。何人にも邪魔される事なく牧ノ戸峠を越え、ゴキゲンに瀬の本を直進。

病み上がりなので短めに…と思っていたのだが、体調面では全く問題無いのでちょっと足を延ばして産山牧場経由久住高原コテージ満天望温泉へ。

露天風呂にゆっくり浸かった後ウッドデッキで阿蘇五岳を眺めつつまったりお昼寝。これも療養なので、水滴が乾いたらまたお湯へ、と繰り返すよく言われる温泉入浴法を実践。

緑萌ゆ、くじゅう
大分県久住町にて

広い露天風呂と素晴らしい風景を貸切にしてしまう贅沢を1時間半ほど満喫。木々の若葉や高原の牧草が一層深みを増して、文字通り緑萌ゆ景色が目に眩しい。暑くもなく寒くもなく、今が阿蘇くじゅうのベストシーズンだ。

湯上がりはイズミヤ「黒胡麻ソフト」ビタミンEを補充した後、R442瀬の本へ。先ほど通ったやまなみハイウェイを横切って黒川を通過。

田の原でステップを擦りながら右ターンしたらファームロードへ。国内トップクラスの高速ワインディングを快走。日田で一息入れた後、18時過ぎ福岡に帰着。

心配だった視覚障害の再発もなく、やっぱり青空の下を走らにゃでしょう、てな337kmのゴキゲンツーリングだった。