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Last-modified: 2024-03-20 (水)


[一語一絵/ツーリング/2004]

阿蘇Express 8th - 休日満喫 - / 2004-04-25 (日)

今日はソロにあらず。自分に引き継ぐ形で異動してしまった元同僚Takaさんと初のランデブーだ。成りゆきでタンデムシートには昨日の元気系ガールが乗っている(*^_^*)のは彼には内緒だが、「袖すりあうのも多少の縁」と喜んでくれるはずだ。

暑くもなく寒くもない絶好のコンディションはまさにツーリング日和。セオリーに従って彼女の近所まで迎えに行き、住吉通り筑紫通りを経てR3にスイッチ。いつもの最速ルートをクルーズモードでスイスイ流して日田一品街10時15分到着。渡辺通りから1時間45分という所要時間はタンデムでは極めて順調なペースと言えよう。

当然意識してではあるものの、我ながらビックリするくらいのなめらかライディングに10万キロライダーの面目躍如。今日のCBはいつも以上にスムーズで一味違うぞ。

11時過ぎSRX-6を駆ってTakaさん到着。カワイイ道連れにしっかり驚いてくれたのは予想通りだが、二日酔いで走ってくるとは予想外だった…(笑)

イイ感じのカップル
大観峰にて (カップルは無関係)

軽く歓談した後リスタート。もちろんスカイ・ファームロードひたファームロードわいたを結ぶパラダイスルートをチョイスしたのは言うまでも無い。亀石峠で阿蘇涅槃像を遠望しながら一服した後、これもお察しの通り山水亭へ。

12時45分の到着に待ち名簿への記入を余儀なくされたものの、5分程で案内される。オムライスセットをペロリと平らげた彼女に対して、単品オムライスを半分残した二日酔いTakaさんダメダメ(笑)。

Takaさんの頭痛が治まるまでまったりしてたらあっという間に14時過ぎ。重くなった腰をようやく上げて再びバイク人に変身だ。

県道40号線からR57に抜け、ブラボーシーン広がるエキサイティングな東ミルクロードを堪能。やまなみハイウェイをちょっとつまんで王道のミルクロードを流して九州観光の醍醐味である大観峰へ。

ちょっと霞んではいるもののどこまでも広がる青空の下、新芽が出始めた牧草地からは自然のエネルギーを感じる。またRCグライダーに混ざってハンググライダー、パラグライダーが舞う様は大観峰ならではの風景でちょっと面白い。

ちなみに大観峰茶店のソフトが青リンゴに変っていたので試食してみたが、予想通り普通の青リンゴシャーベット。わざわざここまで来て食するものでは無かった。

RCグライダーと阿蘇
大観峰にて

16時近くになって温泉へ。「黒川温泉に行きたい」という彼女の希望を踏まえて奥黒川温泉の耕きちの湯へご案内。

えぇこれもYANO的定番で何の捻りも無いと言う事なかれ。この時間から温泉街を彷徨って悪戯に時間を浪費して暗くなっちゃうとマズイなぁ…という考えから手近なところで手を打ったのだが、17時に温泉を上がったもののリスタートしたのは夕陽が山陰に急接近し始めた40分頃と結果的に意味無し。

でも湯上がりの雰囲気をまったり楽しむ事ができたのもその余裕があればこそで、ツーリングの最後にリラックスしたひとときを過ごせた事を思うと正解であったと言えよう。肝心のお風呂にも満足して頂けたようで良き哉良き哉。

その後は傾く夕陽を追いかけるようにパラダイスルートを日田へ。さすがに下りはハードブレーキングになってしまうので、何度か窮屈な思いをさせてしまったが、眠気防止を意図したもの(^^;;と思って頂けると幸いだ。ソロクルーズと遜色無いおよそ1時間で駆け下って日田一品街で一息入れた後、やっぱり最速ルートへ。

漆黒の土手ロードでは雨と見紛うまでの虫の襲来に閉口するが、ロービームで見えないようにして21時前福岡市内到着。驚愕のトルコライスHANAMARU厨房で豪快なディナーと洒落たあと散開。

大阪から新入社員研修で来福中の彼女だが、研修の疲れも吹っ飛んだ様子で何より。ふたりから「今日は愉しかった、ありがとう」と言われたのが何よりも嬉しかった、328kmのブラボーツーリングだった。