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天気予報通りの温かい朝で、ダイヤモンドダストどころか樹氷の気配すらない。宿の玄関こそ雪に埋もれているものの木々に雪は無く、山は無気味なほど黒々としている。
札幌近辺では例年並の雪だったが、美瑛ではかなり少ない模様。3月になったら早くもバイクで走れるようになるかも? 札幌の最高気温は3℃、旭川でも0℃という予報で、陽射しがあれば雪像の表面は溶け始めそうだ。 今日の昼メシは上富良野の名物食堂「田」という事なので、朝は軽くパンと目玉焼きで済ませて9時半から丘巡りツアーに出動。 |
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行く場所は夏に周ったポイントばかりなのだが、基本的に民家のない道路は除雪されない為に通れる道が限られる為、ルートをわかっていないとUターンばかりしていつまで経っても目的地に辿り着けない可能性が…、と言う以前に雪原では夏以上に目印が少なくなるので道に迷う事間違い無し。
夏以上に変わり映えしないと言えばそれまでだが、雪原の微妙な起伏と青い空がキレイ。今日は温かいし、曇ってばかりの夏より全然良いや。 基本的にスキーはやらないのだけど、こういう景色の中をクロカンスキーで周るってのもいいだろうなぁと思う。 但し道路以外は基本的に畑、つまり私有地なので勝手に入る事はできない。ペンションやユースなどでは予め許可をとってコースを設定・整備しているそうなので、そういうところを探すのが良いだろう。 |
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ちょうど昼前に上富良野の名物食堂「田」に到着。雪の中に佇む風景は夏よりもなかなか味わい深いだ。ちなみに上富良野駅を背にして次の角を左折、駅から徒歩2分くらいの距離で、JRerにも便利。 こないだはトンカツ定食を喰ったんで、今回は玉子5個を使ったレンガサイズの玉子焼き定食。値段は確か\500くらい(忘れちゃった)だったと思うが、量を考えるとむっちゃ安いのよ。
食事の店 田(でん) 玉子焼き定食:\500? ちなみにこの店「田」は基本的に無休、しかもとても都会とか街とも言えないこの上富良野で朝4時までやっているという、貴重な…というよりなんとも酔狂な店だ。 ぜひ富良野遺産に指定して後世まで残して頂きたい、ていうかオッサンの跡を継ぐような酔狂な料理人は絶対おらんので、末永く元気でいてくださいって事で。
お腹いっぱいになった後は北海道でもっとも高い標高1,200mにある温泉十勝岳温泉へ向かう。上富良野から殆ど雪が残って無い道道十勝岳温泉線を駆け上がる。 肝心の温泉宿は凌雲閣はちと古いぞって事で、平成12年11月にリニューアルしたカミホロ荘をチョイス。新しい木の匂いが残る浴室はもちろんきれいだし、ほのかな硫黄臭がいかにも温泉って感じで◎。 露天風呂からは遠く上富良野の街が見下ろす絶景を堪能。風もほとんど無く1時間程ゆったりのんびり。目隠しの壁には風で横に大きく成長した樹氷?がへばりついていたが、標高1,200mの山奥にしては明らかに雪が少なく「おやおや?」って感じだよ。 国民宿舎 カミホロ荘 日帰り入浴 大人:\600 9:30〜20:30 湯上がりは再び上富良野から丘巡りを再開。雲が多くなったせいか北西の丘では閑散…を通り越して殺伐としている気がする。陽射し一つでこれだけ雰囲気が変わるんだなぁとちょっとビックリ。 |
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参照
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そのまま旭川へ。定番のリサイクルショップ巡りに付き合ったあと、晩メシはまたしてもラーメン。じゃらんに載ってたWチャーシューに魅かれて橙やへ。 炭火焼きのチャーシューがウリの店だそうで、Wチャーシューというのはバラとロースの2種類のチャーシューを載せたモノらしい。ピリ辛なみそスープもなかなかイケル。塩はトンコツの味が強過ぎてちょっと合ないな…という感じで▲。 なるほどウマい店だけど、値段を考えると「すがわら」の優勢勝ちだなぁ。 橙や本店 橙みそWチャーシュー:\1,050+煮玉子\100 |
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それから旭川駅にクルマを止めて「旭川冬まつり」へ。
買物通りでは氷彫刻世界大会が開催されており、まさに芸術的な氷像が立ち並んでいる。しかもライトアップとイルミネーションが相まって夜は非常にキレイだ。 19時現在の外気温は-1℃、涎や鼻水を垂らしたようになった氷像が多い事からも日中はプラスまで上がったことは間違いないところだ....。ちょっと可哀想だなぁ。 しかし、これほどまでにオートフォーカスが狂うとは氷像侮り難し…。(;_;) |
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また石狩川河川敷の特設会場に作られたギネスブック公認・世界最大の大雪像は必見だ。 それほど寒く無いとは言え、クルマを止めてから2時間半ほど歩いていたら足の裏が次第に冷たくなって来た。そういえば靴下を2枚履くのを忘れてたなぁ....。 初日の金曜日なので想像以上に閑散としていて寂しいくらいだったが、人の頭に邪魔されないどころかゆっくり三脚立てても大丈夫な状況で写真撮影するなら持ってこい。それはともかく、雪像や氷像も手が届くくらい近くから観られるし、人混みにまみれる「さっぽろ雪まつり」より全然良いと思う。 第44回旭川冬まつり ちなみに次回は2004年2月1日(日)〜2月8日(日)の一週間という事だ。またフラネタオーナーは午後スタートして層雲峡氷瀑まつり〜旭川冬まつり〜旭川ラーメンを組み合わせた冬のスペシャルナイトツアーを組むと意気込んでいた。もちろん気象状況が良い時に限られるものだが興味のある人はお問い合わせを。 旅の宿 フラネタルーム \5,500/1泊2食(冬期+\500) |
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参照
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