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今日は再び函館へ行ってラッキーピエロのオムライスを食べるのだ。というわけで3日目と同じく「スーパー北斗 2号」は定刻通り7時に札幌駅を発車。 やっぱり283系グリーン車はあくまでも快適。寝台車であまり寝むれなくてもグリーン車のリクライニングシートで十分眠れそうだ。コンセントを使って今回はPHSの充電を行う。普通車でも洗面所などにはコンセントはあるだろうが、盗難とかを考えるとやはり身近にコンセントがあるのはありがたい事だ。 前回よりも鮮やかに晴れ渡った空を背にした「びゅーてぃほ〜」な駒ヶ岳を見送ると間もなく優雅な鉄路の旅は終わりを告げ、定刻の10時11分に函館駅到着。 19. 「スーパー北斗 2号」 札幌07:00 → 函館10:11 駅前の温度表示は1.8℃で、前回とほぼ同じ。しかし圧倒的に雪は少なくなっており、ずっと雪が降って無い事を暗に物語っている。 今回は真っ先に前回も買ったオリジナルキャラクターの携帯ストラップ付きの市内電車一日乗車券\600を購入。こないだ男の子向けキャラを入手したので、今回は敢えて女の子キャラをお願いする。
ちょうど停留所に谷地頭行きが停まっていたのでダッシュで向かうが、狭い乗場で降りる人に加えてドック行きを待つ人が交錯して間一髪間に合わず。次の電車まで10分待つ羽目に陥る。 殆ど雪が消えてドライコンディションの道路を走り、10時40分過ぎに終点谷地頭に到着。市営の谷地頭温泉で久々の温泉をゆっくり満喫。体育館のような雰囲気とタオルを茶褐色に染める鉄分の濃さは相変わらずだ。 函館市営谷地頭温泉 身も心もすっきりしたところで再び谷地頭電停へ。と、赤信号の交差点の向こうに走り去って行く電車が…。わっ〜!!(;_;)。時計を見ると11時35分を過ぎたところ。次の電車が10分後なので函館駅前到着は11時53分になる。店から駅まで5分、ホームまでもちょっと距離があるので合せて10分と見積もると、12時7分にはラッキーピエロを出ないとならない。ランチタイムのピークに14分ではテイクアウトすら悲観せざるを得ない時間になってしまった…。
オムライス、ピンチ!! ここにきて行き帰りでの待ち時間それぞれ10分が大きく響いてきたのだった。たかが10分、されど10分。と、悔やんでもしかたないので函館駅前到着後、一番に降りてダッシュでラッキーピエロ函館駅前店へ。 時計は11時55分。店内の座席は埋っているもののカウンターは空いていたので、まずは聞いたところオムライスのテイクアウトも10分でできる(ちなみにラッキーボールは15分かかるという事だったので見送った)と言うので一か八か賭けてみる事に。いざとなれば1時間後の特急に乗れば済む事だ。 と自分に言い聞かせていたところ、谷地頭電停で待っている間に電話オーダーしておけば良かった事に気付く。前回行った時に貰ったパンフレットも背中のデイバッグに入っていたのだし....。というわけで、いい教訓になったかな!?。 さぁオムライスが手元に渡ったのはまさにタイムリミットの12時7分。10分を過ぎてたらハナから諦めたのだがこうなりゃホームまでダッシュするしかない。可能性がある限りベストを尽すのだっ。って事で気合を入れて函館駅へ向かう。何と言っても左手にオムライス、右肩からはデジカメと一眼レフ、背中にはLibrettoの入ったデイバックと時価総額30万円くらいの重装備。所々たむろする観光客のグループとトラップのように残るアイスバーンに厳重注意を払いながらダッシュ!ダッシュ!ダッシュ!。改札口に入ったところで流れ始めた「スーパー北斗 9号」の最終案内放送に「これなら間に合う!」と勇気付けられ、ラストスパート。高校時代以来およそ20年ぶりに一所懸命走った甲斐あって、吐きそうになりながらも最後尾に駆け込んでセーフ。ゼーゼー言いながらグリーン車まで移動し、吹き出す汗よりも早くTシャツ一枚になってPETボトルのお茶を飲み干した....。 さて肝心のオムライス。さすがに10分以上経過して冷えちゃったので味はとやかく言えないが、カレーと同様ボリュームたっぷりでもペロリと食べきれてしまったところで、ハンバーガーに匹敵する逸品だと言えよう。やっぱりラッキーピエロ侮り難し。 またぶら下げて走った故に偏って形崩れしてしまったので写真も無し。 ハンバーガー ラッキーピエロ函館駅前店 最初は札幌で「さっぽろ雪まつり」でも観ようと思っていたのだが、(「乗り放題なうちに乗っておかないと」という貧乏性も否定できないが)一昨日夜の一件から「そうまでして観るほどのものか?」という気がして冷めてしまったので小樽へ行く事にした。となると10分後の快速「エアポート 151号」に乗り継ぐ事になるわけだが、札幌からだと座れない可能性が高いので指定席を取ろうと決断。急遽新札幌で下車して「みどりの窓口」に駆け込み指定席を確保する。 こういう場合、大規模なターミナル駅の札幌では「みどりの窓口」やホームまでの移動時間がバカにならないので、小規模な新札幌で乗換えた方が早く済むのだ。自由席で立つ羽目になっても札幌から座れる可能性が高いし。 20. 「スーパー北斗 9号」 函館12:17 → 新札幌15:22 |
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参照
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というわけで10分後の快速「エアポート 151号」にゆったり座って小樽へ。やはり札幌では出入りがあるものの自由席では座れない人が多かったので、指定をとってしてやったりだ。 しかし、札幌は相変わらずたくさんの雪が残っている。特に日本海と山に挟まれた手稲方面はスゴい。ま、手稲と言えばスキー場としても知られる場所なので特に驚く事でもないのだろうが....。 銭函を過ぎ小樽湾に沿って走る区間では海の向こうに雪化粧した山並が見え始めた。まさかロシア?北朝鮮?それとも蜃気楼?とビックリしたのだが、方角的には北なので留萌方向の暑寒別岳山系だと思われる。夕映えでほのかにオレンジ色に染まり始めて実に神秘的。 「こんなにクッキリ見える事は年に何回も無いよ」とは近くに座っていた地元民の弁。たまたまそういう日に当るなんてついてるよなぁ…。 21. 快速「エアポート 151号」 新札幌15:32 → 小樽16:16 |
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小樽では特に何するとか決めて無かったのだが、目的も無くぶらぶら散策するのもまた良し。とは言うものの、やっぱり足が自然と舟見坂に向かってしまうのは何故だろう…?。 舟見坂からも海の向こうに雪化粧の山並が観えてちょっと絵になる風景。でもコントラストあり過ぎてデジカメにはちょっと辛かったかなぁ。 しかし、函館と言い小樽と言い女子高生はしっかり生足+ルーズソックスで元気一杯。ルーズソックスがセンスとしてどうかはともかく、寒さをモノともしない根性はあっぱれだ。 |
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小樽運河ではどこぞの撮影ツアーの団体が橋の上にたむろ。しかも各々が三脚を広げてえらい邪魔くさい…。どこへ行くにも何をするにも団体で…ってのはそろそろ卒業してもらえんかなぁ。 自分も含めてカメラを持つとなぜか天下御免的な気持ちになって庭や畑に入ったり他人の迷惑を省みない行動をしがちになるので、常々レンズを向ける時には自戒しなければ。 小樽駅に向かう途中都通りアーケードで見掛けた「小樽一おいしい」というコピーに魅かれて西川のぱんじゅうに寄り道。今川焼きをピンポン玉をひとまわり大きいサイズに丸くしたようなまんじゅうで、非常に薄い皮のなかに餡こがたっぷり入ってウマい。くどく無い甘さは何個でも食べられそうな感じだ。 西川のぱんじゅう ぱんじゅう:\75 |
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今回はぱんちょうとはげ天で豚丼を食べたのだが、やっぱりイチオシのいっぴんの豚丼も食べて比較しておきたいなぁ〜と思っていた。しかしいっぴんの帯広本店は帯広駅からのアクセスが不便なのでなかなか厳しいのだが、札幌手稲店ならJR稲積公園駅から1.5kmほどだったはず、という記憶を頼りにいざ行動あるのみ。 快速「エアポート 184号」 小樽18:04 → 手稲18:26 JR稲積公園駅を背にして正面方向にまっすぐ、道道452号線(下手稲通)に突き当たって左折。歩いて15分ほどでいっぴん札幌手稲店へ到着。カウンターに着いて迷わず豚丼セット(みそ汁サラダ付+\200)\880をチョイス。ん〜、やっぱり一番ウマいです。安いしウマいし言う事なし。サラダもたっぷりでウレシイぞ。 なお最近札幌駅近くの北10条にも出店したと言う情報もあり、ますますいっぴんの豚丼が身近に。九州にも出店してくれないかなぁ〜(切望)。 十勝豚丼 いっぴん 豚丼セット:\880 帰りは稲積公園前のバス停が近かったので、試しにJR北海道の路線バス(地下鉄宮の沢駅〜JR手稲駅)でJR手稲駅へ。バスもJR北海道ならフリーきっぷで乗れるのだ。JR手稲駅なら快速が停まるからうまくすると早いかも…と思ったのだが、やはり時刻表通りにバスが来るはずもなく、結局1本遅い各駅停車になってしまい、意味無いじゃん。って結果。それでも札幌から先は同じ電車なので大勢に影響は無いのだが。 千歳行き 834M 手稲19:46 → 札幌20:04 4日ぶりにベースキャンプへ復帰。手稲ほどではないけれど、まだ雪は多いねぇ。 |
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参照
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