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朝8時、眩しい朝日に起される。昨日の雨もすっかり上がり絶好の行楽日和に心踊る。 実は有休を挿んで土曜日から4連休として四国まで「さぬきうどん」でも食べに行こうと目論んでいたのだが、文字どおり水を差された恰好となりテンションがあっけなくダウン。そんなわけでツーリングを諦めて1週前の鹿児島ツーリングのレポートを書き始めたところだったが、やはりこの青空を見てしまっては家の中でゴロゴロしているわけにはいかない。DyanBookを持って行けばユースでもツーレポは書ける、という理由で出動を決める。 さぁどこに行くべか?と思案しながらR3を南下。何となく肌にまとわりつく様な温泉が恋しかった事もあって、まずは山鹿のさくら湯(\170)でひとっ風呂と洒落る。 ここまで来れば!と考えるまでも無く、自然に阿蘇へとステアリングを切って、ミルクロードを駆け上がる。まだ春浅い高原の冷たい風も風呂上がりの火照った体にはバツグンに心地好い。いつものように大観峰でひと休みしつつ、今夜の寝床を検討。 久々に矢部方面に抜けようかとも思ったが、先週宇佐八幡宮に行きそびれていた事を思い出したので、今夜は別府ユースホステルに宿をとって、明日は宇佐八幡宮を攻める事に決めた。 |
あとは勝手知ったるいつものルート。時間もたっぷりあるのでのんびり休憩を挿みながらやまなみハイウェイを快走。さすがに春の観光シーズンだけあってどこも賑わっていた。朝日台でソフトクリーム(\300)、水分峠で揚げたての唐揚げ(\300)に舌鼓を打つ。どちらも久々に味わったが、たまにはこういうのんびり気分というのもいいねぇ。 湯布院市街地の渋滞を抜けると、狭霧台までは豪快なヒルクライムが待っている。登坂車線が現れるとアタック開始。登坂車線を一生懸命登っているトラックやワゴンを横目にバイクの特性を遺憾なく発揮して軽やかに、そしてゴキゲンに駆け登る。 狭霧台からは枝道へと別れて、奥別府の秘湯と言われる塚原温泉(\400)へ。砂利道をしばらく上ると、秘湯マニアならば涙を流して喜びそうな山小屋の温泉的な雰囲気の建物が現れる。 お肌に柔らかい山鹿の湯とは正反対の、かなり硫黄臭くて肌にピリピリした感じのお湯だが、それはそれでいかにも効きそうな感じだった。 |
湯上がりには明礬地区の岡本屋で足を駐めて名物地獄蒸しプリン(\210)でおやつと洒落たあと、別府ユースホステルに到着。 取り敢えず夕食前にお風呂へ。ちなみに別府YHは杉乃井ホテルと同じ観海寺地区にあり、お風呂も当然のように温泉(しかも岩風呂)である。というわけで今日3湯目となる。やはり別府の湯は熱い。 夕食は大分名物として東西の横綱に位置付けられるだんご汁ととり天。味・量共に文句なく、満足いくモノだった。けど、ちょっと食べ過ぎ。f(^^;; 屋久島へ行った帰りで姫路まで自走するという東京のチャリダー大学生君、この春からの北海道大学進学を前に取り敢えず九州一周中という仙台出身のJRer君などのルームメイトと、テーブルの向かいの席となった神戸からフェリーに原付を載せて来たという紅一点の女子大生を交えて、食後のコーヒーまで延々と話は尽きず、実に楽しいディナーであった。 |
19時半から近くの堀田地区にある「夢幻の里」へのツアーが組まれていたので参加。が、実はユースのスタッフは誰も付いて行かず、ホステラーだけで歩いて行くツアーであり、またしても何となくリーダーに指名される。 てなわけで、総勢7人でガヤガヤしゃべくりながら真っ暗な夜道を20分ほど歩いて、ショッカーの秘密基地のように怪しく緑色にライトアップされた「夢幻の里」(\500)へ。ユースからはずっと登り坂だったので着いた時には汗だくであった。お湯としては…1ヶ月以上経過したので忘れた。f(^^;; でも大勢でワイワイガヤガヤ言いながら入る露天風呂は楽しかった。 帰り道ではペアレントさんオススメの杉乃井ホテルの展望駐車場で足を止めて夜景タイム。スケールの大きな神戸の夜景を見慣れたお嬢さんには物足りなかったかもしれないが、小ぢんまりとした生活感を感じさせる夜景であった。 しばしまったりした後は、夜空に輝く星を見上げながらまたワイワイガヤガヤと歩いて帰り、着替えて談話室へ直行。消灯まで「明日の予定」やら「博多ラーメン談義」やら「さぬきうどん談義」やらで異様に盛上がった夜だった。 というわけで、肝心のホームページは一行も書かず終い....。 |
本日の走行距離 | 250km |
撮影:NIKON COOLPIX 800
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