Wikipediaが「Brave」に仲間入りという記事で思い出した。
左がBrave、右がChrome |
広告をブロックしつつコンテンツ提供者やユーザーに利益を分配するブラウザ「Brave」という記事が出たのは3年半も前。
拡張機能がねぇ…という事でスルーしていたのだが、なかなか評判良さげなので拡張機能が使えないiPhone SEにインストールしてみたところ「Chrome」で「GIGAZINE」を開いた時にはスクロールしないと見えない記事エントリが、最初からちゃんと4本分の記事エントリが見えて驚いた。
広告ブロック機能、最高。
実はWindows版も「Chromium」ベースなので「Create Link」、「Pushbullet」、「Keepa」、「テキストエンコーディング」などのChrome Extensionがそのまま使えたし、ローカルに記憶したパスワードまで移行できてウルトラハッピー。乗り換えない理由が見当たらなかったよ。
Android版、iOS版、Windows版があり、ブックマークなどは同期可能だが、パスワードは同期不可。
Wikipediaが「Brave」に仲間入りという話は、
BraveブラウザのBrave Rewards機能により、BraveユーザーはBraveブラウザのアドレスバーにあるBATアイコンをクリックするだけでシームレスにBATをWikipediaに寄付することができる。寄付を個別に行うか、毎月継続的に行うかも選択できる。BATは、ブラウザと連携するウォレットで購入するか、Brave AdsというBrave独自のオプトイン方式かつプライバシーを重視した広告を閲覧することにより獲得することができる。Brave Adsが表示されない地域のユーザーでも、時折Braveから配布されるBATを寄付に使用することも可能だ。という事だが、CRYPTO TIMESの記事で書かれているように、日本国内は広告ベースの収益分配システム「Brave Rewards」はまだ未対応だとさ。
Android版だけyahoo.co.jpにログインできない問題があるが、まぁいいか。
【参照】
●GIGAZINE https://gigazine.net/
┣広告をブロックしつつコンテンツ提供者やユーザーに利益を分配するブラウザ「Brave」が目指す新しい仕組みとは 2016年1月21日
┣定番広告ブロッカー「AdBlock Plus」と軽量ブロッカー「uBlock」を比較してみるとこうなる 2016年3月14日
┣広告ブロック機能を搭載してChromeより高速化したオープンソースのウェブブラウザ「Brave」を使ってみた 2018年1月18日
┣広告ブロック機能を取り込んだブラウザ「Brave」のパフォーマンスが機能改善で69倍に向上 2019年6月28日
┗Wikipediaが広告をブロックすることでコンテンツ提供者に収益を分配するブラウザ「Brave」に仲間入り 2019年8月30日
●Engadget 日本版 https://japanese.engadget.com/
┗Chrome派生のBrave、独自開発の広告ブロッカーで従来比69倍速の広告除去を実現。MozillaのRust言語使用 2019年7月2日
●CRYPTO TIMES https://crypto-times.jp/
┗Brave Browserが広告閲覧でBATを獲得できるプラットフォームをリリース、一足先に使ってみた感想は? 2019年4月26日
●Google Developers Japan https://developers-jp.googleblog.com/
┗Web Request と Declarative Net Request: Manifest V3 による拡張機能への影響について 2019年7月25日
●Brave: プライバシーを重視した高速かつ安全な次世代ブラウザ https://brave.com/ja/
┗Wikipedia、Brave認証済みパブリッシャーに。 BraveユーザーからBATで寄付を受け取り可能に。 2019年8月30日
●Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/
┣ブレンダン・アイク
┣Mozilla
┣ウェブブラウザ
┣Google Chrome
┣Chromium
┗Brave (ウェブブラウザ)