Windows 10デスクトップで愛用中のLily Calendar。
Lily Calendar起動後… |
気付いたらT460sでスタートアップ起動しなくなっていたので、手動で起動してみたところ
このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。詳細についてはアプリケーションのイベントログを参照するか、コマンドラインツールsxstrace.exeを使用してくださいというダイアログが出て起動できない。
早速、「管理ツール」の「イベントビューアー」を開いたところ「管理イベントの要約」に「SideBySide, Application」のイベントを確認。当該箇所をクリックすると
"C:\Program Files (x86)\LilyCalendar\LilyCalendar.exe.Manifest" のアクティブ化コンテキストの生成に失敗しました。 従属アセンブリ Microsoft.VC90.MFC, processorArchitecture="x86", publicKeyToken="1fc8b3b9a1e18e3b", type="win32", version="9.0.21022.8" が見つかりませんでした。 詳細な診断を行うには sxstrace.exe を実行してください。という事情らしい。
サイドバイサイド構成なんて初めて見たが、"サイドバイサイド構成が正しくない"でググってみるとわんさと出てくる。どうやらLily Calendar固有では無く、「Visual C++ ランタイム」由来の不整合問題らしい。
…であれば話は簡単で、窓の杜:「Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ」から拾ってきて再インストールすれば良い。version="9.0.21022.8"は「Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ」という事らしいが、Service PackなMicrosoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)をインストールしてみたところ無事復旧。
どうやら、先週何やらインストール&アンインストールした流れで、一緒に消えちゃったのかもしれないな。
ちなみに、Service Pack対応かどうかに関わらず「Microsoft Visual Studio 2008」のサポートが終了という事なので、残念ながらMicrosoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)で万全とも言い切れない模様。漠然と「できるだけ早い移行が必要」と言われても困るのだが、どうしましょうね??
【参照】
●ITmedia News http://www.itmedia.co.jp/news/
┣Google、デスクトップ検索ツールのβ版公開 2004年10月15日
┗Google、終了予定サービスを発表 「Google Desktop」や「Web Security」も 2011年9月5日
●MEMORVA(メモルヴァ) https://memorva.jp/
┣「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。」というエラーが出て起動できない
●Microsoft Download Center https://www.microsoft.com/ja-jp/download/
┗Download Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
●窓の杜 https://forest.watch.impress.co.jp/
┣Google カレンダー上の複数カレンダーの予定表示に対応した「LilyCalendar」v2 2013年9月20日
┣「Microsoft Visual Studio 2008」のサポートが終了 ~無償版「Express Edition」も 2018年4月1日
┣「Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ」
┗「Visual C++」ランタイムのサポートっていつまで? ~ちゃんと把握して早めの移行を 2018年8月1日
●デスクトップカレンダソフト Lily Calendar http://www.lilycalendar.com/
●WikiPedia https://ja.wikipedia.org/wiki/
┣DLL地獄
┗分離アプリケーションとSide-by-Sideアセンブリ