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Last-modified: 2024-04-08 (月)


[一語一絵]

西方沖地震から12年 / 2017-03-20 (月)

最大震度6弱を記録した福岡県西方沖地震から12年。

福岡都市高速 全線 地震通行止(P3200014.JPG)
2005/03/20 月隈ランプにて

福岡市東部まで伸びている宇美断層と日向峠(ひなたとうげ)-小笠木峠(おかさぎとうげ)断層帯も先頃「主要活断層帯」に追加されたが、2005年の地震で動かなかったとされる警固断層帯も政府が示す地震発生確率は「30年以内に3%以上」と、最も高いSクラスのままだ。

昨年書いたように、熊本地震の震源となった[External]布田川断層帯・日奈久断層帯の地震発生確率も日奈久区間が「最大6%」で"高いグループ"、布田川区間が「最大0.9%」で"やや高いグループ"に入っていた。

一方で、[External]2015年のQIC[External]2016年のIIJなどが福岡空港周辺にデータセンターを相次いでオープンさせている。無論、免震構造やバックアップ電源などの耐災害性は備えているものの、[External]QICのプレスリリースによる

福岡は、今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率が8%と、全国の主要都市と比べかなり低い
という件には疑問を抱く。

手作り感震ブレーカーは用意したが、『備え』足りてるかな?

【参照】
●西日本新聞 http://www.nishinippon.co.jp/
福岡・須恵で活断層確認 宇美断層、福岡市方面へ延伸か 2016年3月3日
特集「九州の活断層の現状」(1)警固断層、備え急務
特集「九州の活断層の現状」(2)4000年周期の地震、間近?
特集「九州の活断層の現状」(3)「天神凹地」大揺れの恐れ
特集「九州の活断層の現状」(4)福岡県内の死者想定1000人超
特集「九州の活断層の現状」(5)日奈久断層帯、発生確率は全国一
九州に14の主要活断層 福岡沖地震から12年、活動周期の調査必要 2017年3月21日
●福岡管区気象台 http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/
[PDF]2005年3月20日10時53分頃の福岡県西方沖の地震について
●地震調査研究推進本部 http://www.jishin.go.jp/
内陸の活断層
警固断層帯
宇美断層
布田川断層帯・日奈久断層帯
九州地域の活断層の地域評価
●クラウド Watch http://cloud.watch.impress.co.jp/
キューデンインフォコム、「データセンター福岡空港」を運用開始 2015年9月4日
IIJが福岡空港データセンターを開設、国内21カ所目 2016年6月27日
●Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/
阪神・淡路大震災
福岡県西方沖地震
警固断層
東日本大震災
熊本地震 (2016年)