今日は広島市への原子爆弾投下からちょうど71年目に当る、原爆祈念の日。
『決断なき原爆投下 ~米大統領 71年目の真実~』より |
NHKスペシャル、『決断なき原爆投下 ~米大統領 71年目の真実~』を観た。
今回新たに発見されたと言われるレズリー・グローヴス准将のインタビューテープからも、やはり「トルーマン大統領が主体的に決断」したわけではなく、「成果を急ぐ軍部により急ぎ実施された」という事が裏付けられたようだ。
番組によるとトルーマンが「都市部への投下や民間人の犠牲もやむなし」考えていた訳では無い事も伝えられたので、
日本への原子爆弾投下について、投下書類(投下命令書)を承認した。(ただし、トルーマンによる正式な承認は記録されていない。)という件も踏まえると、実際問題として投下後に知らされた可能性も少なくないと思うが、終戦後に述べられたという「原爆投下により戦争終結を早め米兵の命を守る為」という大義も、全ては「原爆投下を妥当」と言いきって諸外国からの非難を回避する為の後付けと考えるのが合理的であり、デモンストレーション的な意味合いが強く、必要無かったと後悔している事の裏返しなんだろうと思う。
【参照】
●NHK http://www.nhk.or.jp/
┗NHKスペシャル
●Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/
┣マンハッタン計画
┣フランクリン・ルーズベルト
┣ハリー・S・トルーマン
┣レズリー・グローヴス
┣日本への原子爆弾投下
┣広島市への原子爆弾投下
┣長崎市への原子爆弾投下
┣太平洋戦争
┗第二次世界大戦