光固定回線サービス「ドコモ光」の3月開始発表でスタートした感のある『ISP乗り換え祭』。
ドコモ光より |
早速「SoftBank 光」も打ち出したが、プロバイダ利用料込みで5,200円(2年契約)、6,300円(一般契約)という「前に倣え」な料金設定は戦う気配が全く感じられない。「スマート値引き」により「データ定額パック・標準」で1回線あたり1522円割引となるが、シェア回線は対象外だしauスマートバリューと同等の印象。いつもの超攻撃的なSoftBankらしくない。
1回線あたり500円割引だが、戸建てプランだと4回線以上、集合住宅プランでは3回線以上で固定回線側の月額料金分相当の割引となるY!mobile - 光おトク割の方が興味深い。
その点、4,960円の「IIJmioひかり ファミリー」。IIJmio高速モバイル/Dサービスとのセットで600円のmio割引を打ち出し、しっかりお得感を演出。IPv6接続はPPPoE方式でスタート、 IPoE方式によるIPv6接続は検討中。最低利用期間(24カ月)はあるものの、それ以降「縛り無し」という心意気は高く評価したい。
格安SIMとのセット割引という観点ではhi-ho LTE typeDとの組み合わせが期待されるhi-ho ひかりに要注目。
ところで、フレッツ光の『ひかり電話』ユーザについて注意。ITproの記事によると
フレッツ光からA社(サービス卸)に乗り換え、さらにB社(サービス卸)に乗り換えたい場合、使用中の電話番号(ひかり電話)を引き継げないのだ。という事情があるらしい。もう固定電話要らないかな…という気がしないでもないものの、在宅中に携帯をマナーモードのまま充電中だったりして結構助かったりするので、残しておくメリットもまだ確かにある…
そういえば、そもそも現在契約中のBBIQ光電話も乗り換え先に電話番号を引き継げないのは同じなので、今の番号は捨ててNTTの加入電話を一旦復活させて電話番号を払い出しておく必要がある。
【参照】
●NTT西日本 フレッツ光 http://flets-w.com/
┗光コラボレーション事業者さまが提供する光アクセスサービスへ移行するためのお手続き(「転用」のお手続き)
●価格.com http://kakaku.com/
┗光コラボレーションモデルとは?(解説)
●光コラボレーションまとめWIKI http://hikaricollabo.wiki.fc2.com/
●ITpro http://itpro.nikkeibp.co.jp/
┣受難が続くNTT東西の「サービス卸」、水面下で激しい攻防 2014年12月26日
┣サービス卸の開始で“転用合戦”が必至、総務省が異例の厳戒態勢 2015年1月29日
┗[スクープ]NTT東西「サービス卸」の卸料金が判明、ひかり電話は月300円 2015年2月10日
●INTERNET Watch http://internet.watch.impress.co.jp/
┣NTT、フレッツ光の「サービス卸」を発表、ドコモのセット割提供も可能に 2014年5月13日
┣ドコモ、携帯電話と固定回線のセット割「ドコモ光パック」を2月に提供開始 2014年10月31日
┣NTT東西、フレッツ光の「サービス卸」を総務省に届け出、開始日は2月1日以降 2015年1月6日
┣総務省、NTT東西のフレッツ光「サービス卸」に関するガイドライン案を公表 2015年1月20日
┣NTT東西、フレッツ光のサービス卸を2月1日開始と発表、So-netがサービス利用を表明 2015年1月22日
┣ニフティ、NTT東西のフレッツ光サービス卸を利用する「@nifty光」、2月中旬受付開始 2015年1月26日
┣NTTドコモ、光固定回線サービス「ドコモ光」を3月1日提供開始、戸建向けは月額5000円から 2015年1月29日
┣「SoftBank 光」が3月1日開始、携帯回線セット割引はY!mobileも対象に 2015年1月30日
┣IIJ、NTT東西の光コラボモデルを採用した「IIJmioひかり」、集合住宅向けは3360円から 2015年2月5日
┗「So-net 光 コラボレーション」提供開始、キャンペーン利用で戸建て月額4700円~ 2015年2月9日
●高品質な光回線インターネットサービスなら、IIJmioひかり https://www.iijmio.jp/imh/
●てくろぐ http://techlog.iij.ad.jp/
┗IIJmioのブロードバンドサービス「IIJmioひかり」はじめます 2015年2月5日
●hi-ho http://home.hi-ho.ne.jp/
┗hi-ho、光コラボレーションモデルに対応した新サービス「hi-ho ひかり」を2015年3月から提供開始 2015年1月30日