昨日のトップニュース、日本海津波の予測 最大23.4m。
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日本海の海底断層で発生する大規模地震に関し、国土交通省などの有識者検討会(座長・阿部勝征東京大名誉教授)は26日、日本海に面した各市町村で予測される津波高の最大値を発表した。国による初めての試算で、北海道せたな町の23.4メートルが最も大きく、青森から九州北部までの各県の最大値は17.4~2.6メートルだった。検討結果は、各道府県が今後実施する浸水地域の想定など津波対策に役立てられる。という報道で、確かに最大23.4メートルとか最短1分というのは確かにショッキングな数字ではあるのだが、最大値よりも福岡市近辺ではどの程度の予測値なのか知りたい。
というわけで昨夜から国土交通省のサイトで元ネタを探しまくっていたのだが、ようやく
日本海における大規模地震に関する調査検討会のページに辿り着き、
第8回調査検討会配布資料が入手できた。
資料-4 日本海における大規模地震に関する調査検討会報告書 図表集(案)の表8「60断層毎の市町村毎の平均津波高、最高津波高」に書いてあったが、福岡市では最大1.7m程度だが、北九州市で最大2.6m、岡垣町、宗像市、福津市においては最大4mを越えるという予測値がわかった。
fnn-news.comの
「日本海における大規模地震に関する調査検討会」会見(全録:42分45秒)も必見。
日本海中部地震から30年、
北海道南西沖地震からも20年、
新潟地震も50年前ですか。幸い西日本の日本海側ではここ50年以上大きな津波は発生していない事になるが、9年前の
福岡県西方沖地震では津波が起こらなかっただけに、却って不気味な気もする今日この頃だ。
【参照】
●Yahoo!ニュース http://news.yahoo.co.jp/
┗日本海津波の予測 最大23.4m(2014年8月26日(火)掲載)
●www.fnn-news.com http://www.fnn-news.com/
┗(全録)「日本海における大規模地震に関する調査検討会」会見
●国土交通省 http://www.mlit.go.jp/
┣日本海における大規模地震に関する調査検討会
┗第8回 日本海における大規模地震に関する調査検討会 配布資料一覧
●にいがた防災アクション2014 http://niigatajishin.com/
●Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/
┣新潟地震
┣日本海中部地震
┣北海道南西沖地震
┣福岡県西方沖地震
┗東北地方太平洋沖地震