本日Ubuntu 14.04 (TrustyTahr)がリリースされた。
Trusty Tahrな壁紙 |
半年周期でアップデートされるUbuntuだが、10.04 LTS(LucidLynx),12.04 LTS(PrecisePangolin)と同じく2年毎にリリースされるサポート期間5年間の長期サポート版(LTS)となる。
逆にLTS以外のリリースでは13.04 RaringRingtail以降サポート期間が9ヶ月に短縮されてしまった事に要注意。つまり少なくとも9ヶ月以内に新バージョンへ移行する必要に迫られるので、その都度互換性問題などのリスクが発生することになり、事実上一時的な実験目的以外では使えなくなったと言わざるを得ない。
さて、自宅サーバGT110bで運用している10.04 LTS(LucidLynx)のサポートも残り一年となってしまう事から、12.04 LTS(PrecisePangolin) serverを入れていたProLiant ML110 G7にPT3による録画環境再構築に着手していたので、予定通りバージョンアップする事に。
DownloadページからCDROMイメージをダウンロードしたものの、まずは環境を引き継いだアップグレードにトライ。ターミナルから
sudo apt-get install update-manager-coreを投入後、メッセージに従って操作していけば良い。
sudo do-release-upgrade -d
30分ほどでアップグレードは完了したが、12.04では動いていたpt3_drvがrebuildできなくなってちょっとドッキリ。しかし、ubuntu13.10+pt3+epgrecの環境構築を参考にもう一度
git clone https://github.com/m-tsudo/pt3.gitからやり直したら難無くbuildできたよ。DKMSもできるようになってたので
sudo ${SHELL} ./dkms.installして万事OK。
本格的なお試しはこれからだが、今回の目玉は「クラウドコンピューティングサービス」の1つOpenStackと言われているものの、取り敢えずは10.04 LTS(LucidLynx)で実装が不十分だったUSB3.0の性能改善に期待。
【参照】
●INTERNET Watch http://internet.watch.impress.co.jp/
┗「Ubuntu 14.04 LTS」公開、2年ぶりの長期サポート版 2014年4月18日
●ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/
┗「Ubuntu 14.04 LTS」リリース 高精細・マルチタッチ対応 2014年4月18日
●Ubuntu Weekly Topics http://gihyo.jp/admin/clip/01/ubuntu-topics
┗2014年4月18日号 Ubuntu 14.04 “Trusty Tahr”・UWN#363 2014年4月18日
●マイナビニュース http://news.mynavi.jp/
┗Ubuntu 13.04、サポート終了 2014年1月29日
●UbuntuによるEco Linuxサーバ構築記 http://eco.senritu.net/
┗PT3 >> ubuntu13.10+pt3+epgrecの環境構築
●Ubuntu Wiki https://wiki.ubuntu.com/
┣Releases
┣LucidLynx 10.04
┣NattyNarwhal 11.04
┣PrecisePangolin 12.04
┣RaringRingtail 13.04
┗TrustyTahr 14.04
●Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/
┣Ubuntu
┗OpenStack