天神経済新聞の福岡市地下鉄、全35駅がWi-Fi空間にというニュースが引っかかった。
元を正すと何の事はない「au Wi-Fi SPOT」が利用可能になるという話が発端で、すでに一部の駅で開始しているNTTドコモやソフトバンクモバイルも4月初旬には全35駅に拡大する事から、全35駅がWi-Fi空間にという誤解を招きやすいザックリとした題名になっている模様。
昨年始まったてんちかWi-Fiに遅れること半年でようやく高島市長の選挙公約であった"無料"の「公共無線LAN」に基づく福岡市の政策的な事業が始まったかと思ったのだが、記事の件は携帯電話等の契約ユーザーだけが使える無線LANであり、「公衆」無線LANだからと言っても残念ながら誰でも自由に使えるわけではない。
【参照】
●天神経済新聞 http://tenjin.keizai.biz/
┣天神・大名エリアを「WiFi空間」へ-無線LAN設置で利便性向上目指す 2008年1月22日
┣天神地下街がWi-Fi空間へ-スマートフォンサイトも開設 2011年8月24日
┗福岡市地下鉄、全35駅がWi-Fi空間に-4月末までに順次拡大 2012年3月13日
●博多経済新聞 http://hakata.keizai.biz/
┗ベイサイドプレイス博多、公衆無線LANサービスを導入 2012年3月19日
●ケータイ Watch http://k-tai.impress.co.jp/
┗福岡市地下鉄の駅で「au Wi-Fi SPOT」とWiMAX、利用可能に 2012年3月12日