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Last-modified: 2024-03-20 (水)


[一語一絵]

豪雨 / 2010-07-14 (水)

早朝から激しい雨となり、今朝7時過ぎに起きたら警報発表やら運転見合わせやらでメールがひきもきらず。

1時間半遅れ
10:00 吉塚駅にて

雨脚は落ち着いてるものの、九州道も門司~太宰府の間で通行止、JRでは篠栗線の全線や鹿児島本線の一部などあちこちで運転見合わせ中との事。

自宅は川から距離があるので大丈夫だが、東区多々良、多の津、松田、原田、そして2km圏内の筥松まで避難勧告が出始めた。

どうせ運転再開した鹿児島本線もダイヤはむちゃくちゃ、博多までたったひと駅という地の利が裏目に出て乗り込むのすら難しいだろうと思い、自宅で作業。

ちょっと雨が止んだ隙に吉塚駅まで偵察しに行ったら、列車ダイヤは1時間半遅れでボロボロだったよ。

先週は九州南部を中心とした豪雨が続いて災害が発生したが、今日は福岡県内だけでも6万世帯以上に対して避難勧告が出されたそうだし、やっぱり他人事じゃなかったね。

14時33分には福岡市内の避難勧告は全て解除されたが、防災情報関係のメールは今日零時から22時までで138件にも上り、PHSに溜まったメールを削除するのもひと苦労。

【参照】
●福岡市防災・危機管理情報 http://bousai.city.fukuoka.lg.jp/ (携帯版)
●防災情報 北九州 http://kitakyushu.bosai.info/
●福岡県消防防災課 http://www.bousai.pref.fukuoka.jp/
過去3日間の避難勧告・指示
●防災メール・まもるくん http://www.bousai.pref.fukuoka.jp/mamorukun/


[一語一絵/IT系]

XGI Volari Z9s / 2010-07-14 (水)

昨日入手した[External]GT110b

オンボードVGAはサーバ系ではお馴染みといっていい[External]XGI TechnologyのVolari Z9sという事だが、残念ながらコンソールが高解像度にならなかった。

フレームバッファドライバとしてvga16fbはロードされているものの、[External]XGI Technology系はsisfbがセオリーという事はわかったので、早速"modprobe sisfb"した。

…のだが、変わり映え無し。/var/log/messageを見てもエラーを吐くどころか、動いた気配すら無い。

ということは、フレームバッファ以前にデバイス認識の問題かも。と、基本に立ち返ってlspciを見ると

yano@gt110b:~$ sudo lspci -vvvnn -s 11:03.0
11:03.0 VGA compatible controller [0300]: XGI Technology Inc. (eXtreme Graphics Innovation) Z9s/Z9m (XG21 core) [18ca:0021]
        Subsystem: Giga-byte Technology Device [1458:1000]
        Control: I/O+ Mem+ BusMaster- SpecCycle- MemWINV- VGASnoop- ParErr- Stepping- SERR- FastB2B- DisINTx-
        Status: Cap+ 66MHz+ UDF- FastB2B- ParErr- DEVSEL=medium >TAbort- <TAbort- <MAbort- >SERR- <PERR- INTx-
        BIST result: 00
        Region 0: Memory at d8000000 (32-bit, prefetchable) [size=64M]
        Region 1: Memory at dc000000 (32-bit, non-prefetchable) [size=256K]
        Region 2: I/O ports at 3000 [size=128]
        Capabilities: [40] Power Management version 2
                Flags: PMEClk- DSI- D1+ D2+ AuxCurrent=0mA PME(D0-,D1-,D2-,D3hot-,D3cold-)
                Status: D0 PME-Enable- DSel=0 DScale=0 PME-

yano@gt110b:~$
となっていて、"Kernel driver in use"はおろか、"Kernel modules"すら出ていない事がわかった。

$ grep "sisfb" /lib/modules/2.6.32-21-server/modules.alias
したところ、
alias pci:v000018CAd00000040sv*sd*bc*sc*i* sisfb
alias pci:v000018CAd00000020sv*sd*bc*sc*i* sisfb
という行しか確認できなかったので、どうやら"18ca:0021"は未対応という事らしい。

/lib/modules/2.6.32-21-server/modules.alias

alias pci:v000018CAd00000021sv*sd*bc*sc*i* sisfb
行を追加してみたが、状況は相変わらず変わり映え無し。

そもそもmodules.aliasはdepmodがドライバモジュール内部の対応デバイス情報から生成するものらしいので、kernelソースを拾ってきてdriver/video/sis/を確認したところ、ここにも"18ca:0020"と"18ca:0040"の記載が確認出来たので、見よう見まねで"18ca:0021"を追加してkernel buildしてみた。

ようやく、lspci"Kernel modules"にはsisfbが登場するようになったのだが、ホントにsisfbをloadすると固まってしまいどうにもこうにも。

【参照】
●wiki@nothing http://wiki.nothing.sh/
NEC Express5800/GT110b
●The PCI ID Repository http://pci-ids.ucw.cz/
18ca:XGI Technology Inc >> 0021:Z9s/Z9m (XG21 core)