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Last-modified: 2024-04-10 (水)


[一語一絵]

えびのPA / 2009-07-18 (土)

えびのPA
えびのPA

本土最南端の佐多岬まで行きたかったとこですが、明日は雨の予報なので、ここらで撤退です


[一語一絵/ツーリング/2009]

えびのExpress / 2009-07-18 (土)

個別記事で航跡ログが表示されます

この3連休は1万km点検明けのF800STで南九州ソロロングラン、と洒落たかったところだが、期待の「梅雨明け宣言」はお預けで、残念ながら天気予報はパッとせず。取り敢えず18日(土)は万全っぽいので、雲行きが怪しかったら日帰りにするつもりで7時半スタート。

R3を下って太宰府ICから九州道へ。混雑と言うほどでは無かったが、3車線にみっちりクルマが詰まった状態で「追越車線」が「追い越し」の機能を果たさず淡々と流れている微妙な状態。取り敢えず「腹が減っては何とやら」なので8時[External]基山PA着。

名物「肉うどん」の宿題が果たせないままなのだが、[External]まずかったら全額返金キャンペーンを実施中の[External]ロッテリア[External]絶妙ハンバーガーで朝ごはん。[External]GIGAZINEのレビュー記事では「パティがちょっと硬めな印象」となっていたが、自分の印象ではだいぶ柔らかめで口の中でホロホロと崩れそうな感じ。確かに[External]ロッテリアが自信を持って売り込みを図っているのも頷ける味だが、オーソドックスな佇いで360円という単品価格を考えると妥当な線。個人的には[External]320円のモスバーガーに軍配が上がるかな。

8時16分にリスタートし、再び九州道を南下。気温は30℃前後で、快適と不快の狭間の微妙な空気に身を委ね、6速3000~3500rpm巡行をキープ。鳥栖JCTを過ぎて一時的にクルマの流れは良くなるものの、久留米IC先の上り坂で追い越しをかけた大型車を先頭にペースが50km/h以下まで下がる渋滞を確認。なるほど、こういうきっかけで起こるわけね。2006年に義務化が完了した大型車のリミッターも平地ではいいのかもしれんが、追い越しする時にリミッター装着車はツラいだろうなぁ。

山江SAにて
10:22 [External]山江SAにて

その後広川SAまではお馴染みの混雑区間で100km/h以下のまったりペース。南関ICを過ぎ「追越車線」が「追い越し用」の機能を復活しても、燃費重視で走行車線を大人しく走る。その後も単調な景色に退屈しながらも「どうせ休憩するなら涼しいとこで…」と距離を稼いで、9時37分八代JCTを通過。80km/h規制が始まると共に山間部に入り、いい気分転換に。

10時[External]山江SA着。そもそもが「佐多岬」メインで、「チキン南蛮」と「黒豚」と「白くま」がサブテーマの今回だが、人吉ICで降りて寄道するならここで決断だ。

R219西都へ抜け、佐土原宮崎へ抜けて「おぐら」を目指そうかと思っていたのだが、宮崎やっぱり暑そうなので、R221ループ橋へ通り、えびの高原から霧島へ抜けて避暑と洒落る事に。

10時25分にリスタート。久しぶりに人吉ICで降りたが景色は意外に覚えているもんだ。特に迷う事もなくR221へ。いつぞやは雨の中を半べそをかきながら走った想い出のルートだが、今日は雨の心配もなく余裕しゃくしゃく。クルマも少なく快適なペース。豪快なループ橋を気持ち良くクリアし、1,808mの加久藤トンネルをパス。

シカ
11:34 えびの高原にて

11時県道30号えびの高原小田線にスイッチ。えびの市街地で良さげなお店があったら早めのランチでも…と思っていたが、ルート沿いは良くも悪くも以前のままの景色。こうなりゃなるだけ高い場所へ行った方が正解だろう…とそのままヒルクライムへ。白鳥温泉上湯白鳥茶屋にも「チキン南蛮」は無かったので通過。

広狭混在でタイトコーナーもあり、適度な山道っぷりが個人的に好きな県道30号えびの高原小田線をトレーニングモードで。ブラインドコーナーの先に何かの気配を感じて慎重に進入したら、路肩でのんびり草を食む「シカ」発見。親子連れなのでドキドキしたが、逃げる気配すら見せず、馴れたものである。この先でものんびり道路を横切る姿も見掛けたが、出会い頭にぶつかりでもしたらお互いに被害甚大なので充分注意されたい。

11時34分、1,200mの[External]えびの高原に到着。[External]足湯の駅 えびの高原 2Fの展望レストラン「韓国」へ入り、迷わず「チキン南蛮定食」\1,080を所望。伝統に裏打ちされた「おぐら」のそれとは比べるまでも無いけれど、ボリュームもあってなかなか。観光施設の展望レストランとしては良心的だね。

食後の「まったりタイム」は珈琲を片手に流れゆく雲を眺めて満喫。12時半リスタート。

嘉例川駅
13:34 嘉例川駅にて

かつては霧島スカイラインと呼ばれる有料道路だった県道1号小林えびの高原牧園線では高原の雰囲気を満喫。急カーブの多い硫黄谷付近の噴煙も見飽きてるので、県道104号霧島公園小林線にスイッチして山道を遊ぶ。[External]高千穂河原の手前をターンし、県道480号霧島公園線では昼なお暗い樹林帯のトンネルを快走。

続くR223もこの辺りでは外せないお気に入りのルートの一つ。あまりの気持ちよさに[External]道の駅「霧島」に立寄るのもままならないねぇ。

県道56号隼人加治木線にスイッチし、[External]鹿児島空港を目指しつつ、13時半[External]嘉例川駅へ。

今年3月21日の18きっぷ旅では停車時間が短くて、1903年(明治36年)築100年以上で[External]登録有形文化財にも指定されている九州最古の駅舎の写真を撮るのもままならなかったので、せめてものリベンジだ。

駅舎に入ってビックリ。毎年行われる九州駅弁ランキングで常に上位入賞している駅弁「百年の旅物語かれい川」がまだ売られていた。人吉で降りずにまっすぐ来ればランチにちょうど良かったわけですな。お弁当なのでテイクアウトするという手もあるが、まだ陽は高いし、何よりこの暑さは致命的だと思い断念。今思い返すと1個50円で販売してた芋の天ぷら「がね」だけでも喰ってみれば良かったかなぁ…と思うが、後悔先に立たず、だっ。

嘉例川駅
13:40 駅弁「百年の旅物語かれい川」販売中

13時52分[External]鹿児島空港到着。「白くま」の本家[External]天文館むじゃきが出店してたと思ったが、残念ながら記憶違いだった。山形屋でも食べられるのだが、さすがに\850のレギュラーサイズは荷が重いにゃ~、という事でこちらも断念。

[External]揚立屋の「つけあげ」も気になったが、やはりバイクで何時間もかけて持って帰るわけにもいかない雰囲気なので見送り。両棒(じゃんぼ)餅も忘れてたな~。

結局お手軽な缶コーヒー片手に待合席で天気予報をチェック。相変わらず、日月とよろしくない傾向なようなので「日帰り」を決定し、駐車場代\60/Hを支払って撤収。

インターチェンジは空港のすぐ近くだが、その前に[External]南国殖産の鹿児島空港給油所でガスチャージ。価格表示がなかったので\1000プリセットを頼んだのだが、ゴタゴタしたせいで失敗。レシートで\131/Lだったので意外と安かったかな?と思ったが、外税表示の落とし穴。帰って再確認したら\137.55×9.88Lだった。

何はともあれ、14時39分溝辺鹿児島空港ICから九州道へ。まだ暑くそして先は長いので、15時06分えびのPA16時03分坂本PAと早め早めに休憩を入れながらのんびり。

16時57分[External]北熊本SAの「デコポンアイス」\250でガツンとリフレッシュした後は、ひとっ走り。18時08分太宰府ICをout。最後は[External]喜多村石油3号福岡南バイパスSSで給油。ハイオク\134/L表示だったが、週末特価の\3引きで\131/L×9.0L。

蒸暑いR3を大人の走りで我慢強く流して、18時36分に無事帰着。535kmのロングツーリングはさすがに疲れたね。ちなみに燃費は過去最高の31km/Lを記録。点検で少し良くなったかな?

【参照】
●ロッテリア http://www.lotteria.jp/
絶妙ハンバーガー
●GIGAZINE http://gigazine.net/
ロッテリアが新たに「絶妙ハンバーガー」を発売、「おいしくない」と申し出た客に全額返金するキャンペーンを実施へ 2009/07/15
「おいしくなかったら全額返金する」ほどの自信作、ロッテリア「絶妙ハンバーガー」試食レビュー 2009/07/16