個別記事で航跡ログが表示されます |
あの日から1年。まぁ人並みに記念日、という大義名分で9時59分にTIIDAで出動。
いつものようにR3を南下して10時25分太宰府ICから九州道へ。それなりに混雑してはいるものの、ブレーキを踏まざるを得ないほど速度低下する事もなく、長崎ICを12時09分にワープアウト。
ETC休日割引と接続するながさき出島道路の通行料と合わせて\1,100也。
12時18分、長崎新地中華街へ到着。途中休憩入れても太宰府から2時間弱とは、2004年3月の長崎自動車道全線開通とながさき出島道路の接続で長崎新地中華街も随分近くなったなぁ。
江山楼にて |
クルマは近くのコインパーキング(\100/20分)へ。
さてランチは迷うことなく鉄板の江山楼へ。本店は明らかに混んでたので新館の方へ行ったが、やはりこちらも10分待ち。
いつもならメインイベントでガッツリいくところだが、今日は恐縮ながら前座なので「上皿うどん」\1,050と「五目炒飯」\1,050を分け合って控えめに。
食後は出島界隈を散策。以前は無料だったミニ出島も含めて、復元事業完成により入場料\500徴収されるようになってたが、それほどのものは…ゴホゴホ。
もう一つ長崎出島ワーフに行くのを忘れてたのも残念。
オランダ坂にて |
14時24分、クルマを大浦に移動。オランダ坂から大浦天主堂あたりまで小一時間ぶらぶら。国宝の大浦天主堂も時間の都合上、いつものように下から見るだけで入らなかったけどな。
参道で「びわソフト」と「はちみつソフト」を食べて一息入れ、15時28分リスタート。
迷いながらも15時42分に鍋冠山公園へ。長崎港を挟んで日本3大夜景に数えられる稲佐山展望台と対峙する事から長崎裏夜景のビュースポットとして知られる穴場。というよりも、大型客船が接岸する松ケ枝埠頭を眼下に、三菱重工 長崎造船所を向かいに望む絶好の立地条件から、個人的に注目していたビュースポット。
地図で場所はわかっていたものの、どこからアプローチすれば良いやらわからない。やむなくカーナビの助けを借りたものの、最後はナビゲーションを無視して勘を頼りに強行して正解だった。アプローチ路は狭いが、10台分ほどの駐車場とキレイなトイレ、立派な展望台が整備されていたよ。
女神大橋にて |
16時14分リスタート。女神大橋を渡り、カーナビ様の言うとおり走って16時50分に稲佐山展望台へ。
2008年3月末でスカイウェイが廃止された事もあり、今では頂上の展望台まで自家用車で乗り付けられるようになったようだ。稲佐山公園展望台駐車場として\100/30分が必要だが、往復\500/人のスカイウェイよりバリアフリーで良心的だよね。
ただ駐車場のキャパが限られてしまうので、ピーク時には稲佐山八合目駐車場近くのゲートで待たされる事になるのかな?
17時09分リスタート。いよいよ本日のメインイベント、何はともあれ記念日という事でフルコースのディナー。とは言え、諭吉さんがチームを組んで飛んでいくような格調高いレストランは肩が凝るだけだし、そもそもそういうキャラじゃない。
ここはYANOさんらしくお金が無い分、知恵を絞ってカジュアルに攻めるべし。
グリーンバンブーにて |
というわけで前置きはこれくらいにして、17時50分時津町の洋風御食事処グリーンバンブー着。
要するに毎度お馴染みデイリーポータルZの記事に触発されただけだが、ハッキリ言って期待以上だった。
オードブルにはやはりエスカルゴ。エスカルゴなんて一度食べた事があるかどうかという料理だが、取り敢えず「エスカルゴがウマかった」という記憶が無いので「ウマいエスカルゴを初めて喰った」と書いておけば間違いは無いだろう。デイリーポータルZの記事でも"複雑に調理してあって何が何だかよくわからないが、とにかくうまかった。"と書いてあるが、まさにその通り。
何をどうしたのかさっぱり想像すら出来ないが、サーモンのマリネも何もかも、一つ残らずとにかくウマい。(^o^)
グリーンバンブーにて |
興奮のオードブルに続いてポタージュスープ。これがまたさりげなくウマい。エスカルゴに興奮した胃を落ち着かせてくれるような滋養に溢れた優しいスープだった。
そしてメインの魚料理がどーん。
次から次と飛び込むオーダーの対応でマスターが忙しく肝心の魚が何か聞けず仕舞いで申し訳ないが、淡泊な白身魚と味わい深いソースが絶妙。デンと上に載ってる大きなホタテもこれまたいいお味だった。クリームコロッケも含めて、いちいちウマい。ウマすぎる。
いつもは食べるのに倍くらい時間が掛かる妻にあわせて多少ゆっくりめで喰ってたら、妻の方が先に食い終わってたのにも驚いたね。
メロンシャーベットで口直しした後、正真正銘メインのステーキ。
グリーンバンブーにて |
見た事無いほど分厚い肉を、絶妙な火加減で見事な焼き具合。フォークもナイフもスッと通る柔らかさ。
ステーキソースがこれまた絶品。もちろん"何が何だかさっぱりわからないが、とにかくうまかった"のは間違いないし、ボリュームも含めて「もうちょっと」というところがない。
「美味すぎて顔がほころんでしまう」T・斉藤さんじゃないが、これは微笑まずにはいられない。拍手したいくらい、ウマい。
デザートは、パイ生地にクリームとブルーベリーが載ったタルトとコーヒー、そしてフルーツは大きなイチゴが3つとみかん2房。ご多分に漏れず「甘いものは別腹」と言って憚らない妻もタルト半分をギブアップ。
タダでさえ日曜夜で忙しいマスターには気の毒だったが、二人とも呑まずに喰う一方なのでペースが速く、1時間20分ほどでフルコースディナー完食。これが二人でなんと\8,400とは恐れ入谷の何とやらだ。
福岡からわざわざ往復4時間高速飛ばして行く甲斐があったね…と大満足。また何かの大義名分にかこつけてフルコースにありつきたいものだ。
19時12分リスタート。R206井手園から川平有料道路\200へ。長崎バイパスのETC休日割引と合わせて川平料金所のETCゲートで\330徴収。
長崎多良見ICから長崎自動車道にスイッチして、眠気を誘わないようメリハリモードで走行。金立SAで一息入れ、20時56分に太宰府ICをOut。ETC休日割引で\1,000也。
最後は喜多村石油の3号福岡南バイパスSSで給油。レギュラー\112/L表示だったが、週末価格かQuickPay価格で\110/L也。
R3を流して21時19分帰着。天気もお腹も晴れ晴れ、満足度満点のドライブだった。
【参照】
●長崎新地中華街 http://www.nagasaki-chinatown.com/
●中国菜館 江山楼 http://www.kouzanrou.com/
●長崎県道路公社 http://www.nagasaki-dourokousha.or.jp/
┣ながさき出島道路
┣女神大橋
┗川平有料道路
●ながさき観光ガイド:長崎のさるき方 http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/kanko/
┣出島
┗稲佐山展望台
●デイリーポータルZ http://portal.nifty.com/
┗カウンターでフルコースを食べる 2007/05/25