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Last-modified: 2024-04-08 (月)


[一語一絵/IT系]

壊れたHDDからデータ救済 / 2008-03-05 (水)

[External]GIGAZINE[External]魔法瓶が壊れたので「タイガー魔法瓶」に修理依頼をしてみたよレポートには驚いた。言っちゃ悪いが、「タイガー魔法瓶」は魔法瓶程度の修理に代替品を送ってくれる会社なんだそうだ。しかも修理品を送り返す為の着払いの伝票には必要事項が全て記入されている徹底さはちょっと感動ものだ。

ハードディスク
これは壊れてないよ…

この手のレポートは[External]GIGAZINE恒例で、これまでも[External]実はGIGAZINE編集部が火事になりましたとその後日談[External]自分の家で火災が起きた後、何をすればいいのか?とか興味深い記事が多い。

中でも注目せざるを得なかったのが[External]ハードディスクの物理障害、果たして本当に復旧できるのか?の3部作。

誤って消したり、パーティション情報を飛ばしてしまったようなソフト(論理)障害は市販のソフト等で救済する方法が知られているが、異音がしたりしてBIOSがドライブそのものを認識しない状態では「お手上げ」だ。

しかし、ハード障害と言えどもベアリングや制御チップが壊れたりするのが大多数で、プラッタと呼ばれる磁気ディスクにはデータが残っている事が多い。つまり、データが完全に消え去ったわけではないので、壊れた部品を修理・交換する事ができればデータが読み出せる可能性があり、最近はそこまでやってくれる業者もある。

が、それなりの知識やスキルがあってもやってみないとわからない世界なので、実際に救済できなくても高額の料金を取ったり、救済できたらできたでデータを人質に取るような事をする悪質業者が蔓っているダークな世界である事もまた知られており、そんな内部事情を少しだけ白日の下にさらけ出した[External]GIGAZINEの記事は会心の一撃とも言える。

要するに、ハードディスクは消耗品なので、こまめなバックアップを忘れないようにしましょう。という事だ。

それにしても23GBで100万円というのは非現実的な数字だよね。

【参照】
●GIGAZINE http://gigazine.net/
Googleによると、ハードディスクは温度や使用頻度に関係なく故障する 2007年2月19日
ハードディスクの物理障害、果たして本当に復旧できるのか?~前編~ 2007年3月28日
ハードディスクの物理障害、果たして本当に復旧できるのか?~後編~ 2007年3月28日
ハードディスクの物理障害、果たして本当に復旧できるのか?~完結編~ 2007年3月29日
実はGIGAZINE編集部が火事になりました 2007年12月25日
自分の家で火災が起きた後、何をすればいいのか? 2007年12月25日
魔法瓶が壊れたので「タイガー魔法瓶」に修理依頼をしてみたよレポート 2008年2月23日
●オントラック http://www.ontrack-japan.com/

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1: K-2 (03/08 21:59)
確かに高いけど法人だと「いつも利用している業者の紹介だから信頼できる」とか「失ったデータは重要でお金には換えられない」ということでわりとすんなり出しちゃうのかも
隣の部でサーバのHDDが吹っ飛んでリカバリを頼んだときも似たような金額になったとか言う話を聞いたような
2: YANO (03/10 00:29)
勿論、企業の案件だと「あり」のケースもあると思うよ。
てか、身近にあったってか。(笑)
元ネタから打ち込みする工数を考えるとそれ以上のコストが掛かるわけだし、
特に元ネタが無い時は背に腹は代えられないから「言い値」でもやむなしだもんなぁ。