がしかし、ウィルスを造ってばらまいた事を問われているわけではなく、アニメ「CLANNAD」の静止画をネットで送信できる状態にしていた著作権法違反(公衆送信権侵害)の嫌疑との事。
サイバー犯罪条約に絡んでサイバーテロ系の犯罪を処罰する法案が随分前(平成16年1月 第159回通常国会)に提案されたはずだが…と思ったのだが、
コンピュータウイルスを他人に実行させる目的で作成する行為を罰する法律については、2004年に共謀罪の創設などとともに刑法を改正する法案(犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案)が国会に提出されているが、現在でも審議中となっている。そうだ。
あまりにお粗末。ダメダメじゃん。
【参照】
●ITmedia http://www.itmedia.co.jp/
┗国内初、ウイルス作者逮捕 CLANNAD画像の「著作権侵害」で 2008年1月24日
●INTERNET Watch http://internet.watch.impress.co.jp/
┗アニメ「CLANNAD」の画像を表示するウイルス、作成者を著作権侵害で逮捕 2008年1月24日
●法務省 http://www.moj.go.jp/
┗犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案要綱
●外務省 http://www.mofa.go.jp/
┗サイバー犯罪条約