2006/9/14 筥崎宮放生会にて |
随分前から噂になっていた、佐世保バーガー認定制度。いよいよ佐世保市内26店舗が認定を取得してスタートしたそうだ。
ざっと見たところ主だったところは網羅されているので、思惑が入り乱れてなかなか意思統一できなかった店舗間の調整もできたようだ。取り敢えず「仏作って魂入れず」みたいなみっともない状況にならずに済んだのは朗報だろう。「らりるれろ」が入ってないと言うことは、最後に残った京町店も閉店したのだろうか?
ちなみに佐世保バーガーの定義は「手作りでこだわりのあるメイドイン佐世保のハンバーガー」。まぁ確かになんちゃって佐世保バーガーが多いことは事実であり、関係者としてはゆゆしき事態と危機感を抱くのは理解できる。
しかし、ちょっと待て。
そもそも佐世保バーガーの名を世に知らしめたのは、2003年5月に東京は中野に開店したザッツバーガーカフェ。佐世保ならではの具材があるわけでもないし、いまさら地産地消を謳われてもどうかと思ってしまう。
また認定申請は締め切られており、今後新規事業者が認定を取得するための手順は明らかになっていない事を含めて、老舗や有名店を守るだけの枠組みになってしまう事を憂慮してしまうところだ。
「YUM!バーガー」みたいな小さな新興バーガー店が育たないような結果にだけはなって欲しくないのだが。
【参照】
●SIGHT佐世保《佐世保市の観光イベント情報》 http://www.sasebo99.com/
┗「佐世保バーガー認定制度」