4/7 広島県尾道市にて |
先日導入した「CentOS 4.4 64bits版」。オンボードが100BASEのNICだったので、空いているPCI Express x1の有効利用も含めて、玄人志向のGigabitEthernet Board GBE-PCIeを入れてみた。
ちなみにヨドバシ博多にて3,150円也。
「ドライバーが添付されて無いのでどうかな~?」と思ったが、Linux Kernelに標準で入っているsky2ドライバがあっさり認識。問題なく使えているように思えたのだが、数時間もしないうちに突然通信が切れる現象に悩まされた。コンソールは生きているしifconfigのパケットカウントも問題無さげに見えるのだが、対外的には全く通信できない状態で困ったちゃん。
インタフェースのUP/DOWNでもダメで、本体再起動によってようやく復活したのだが、また程なく障害再発。ネットで調べてみるとsky2ドライバはまだバギーで特にCentOSでは怪しいとか。いけませんねぇ。
というわけで、sk98linがいいらしいと聞いたので、MARVELLのWebサイトからinstall_v10.0.5.3.tar.Zをダウンロード。なお、拡張子Zでcompress形式のように思わせつつ、実際はbz2形式だったりするのもありがちなパターン。信じる者は騙される。何事も諦めずにトライしてみることが寛容だ。
install.shを叩くと「gccのバージョンが違う」と怒られるがgcc --versionで確認したところ合っているようなので、バージョンチェックを無視するようにしてインストール。再起動した後、Windows端末との数GBのファイルコピーも問題なく終了したので、これにて一件落着。
試しにジャンボフレームの設定"ifconfig eth0 mtu 7168"をしてファイル転送したところ、10MB/s程度と倍近い速度になったので効果あり。起動時に自動設定されるよう/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0に"MTU 7168"と追記して終了。
【参照】
●玄人志向 http://kuroutoshikou.com/
┗MARVELL社製88E8053 GigabitEthernet Board GBE-PCIe
●MARVELL http://www.marvell.com/
┣Kernel v2.4.20 and Higher 2.4.x Kernels Linux Driver Install Package
┗Kernel 2.6.x Linux Driver Install Package for Yukon Devices