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Last-modified: 2022-12-03 (土)


[一語一絵/IT系]

Vistaへのアップグレードを考える / 2006-11-10 (金)

[External]マイクロソフトから[External]VistaとOfficeの日本語版が1月30日に発売がアナウンスされたので、そろそろアップグレードパスについて検討しておこうと思う。

Windows Vista
[External]Windows Vista & the 2007 Microsoft Office system Ultimate Timesより

米国版Vistaのライセンス契約書(EULA)には「OSのライセンス移管は1度まで」という条項が規定されていて「パソコン改造したり作り直してもダメなんかい!」と非難を集めていたところだが、先日[External]移行回数無制限に変更されたそうなので、取り敢えずひと安心。ただライセンス契約書(EULA)にはよく不条理な落とし穴があったりするので油断は大敵だ。

[External]価格は少し前に発表されている。単体パッケージ版の価格は、入門用廉価版のHome Basicが27,090円(14,490円)、一般向けのHome Premiumが31,290円(20,790円)、Pro相当のBusinessが39,690円(27,090円)、最上位のUltimateが51,240円(33,390円)となっている。()内はWindows XPからのアップグレード版だが、いずれもWindows XPの時より気持ち高くなっている印象。

Home Basicはあくまで廉価版。最低限の実装でしかなく、Vistaのウリである新しいユーザーインタフェース「Windows Aero」が利用できないらしいので要注意だ。但し、後から「Home Premium」や「Business」、「Ultimate」にアップグレードすることは可能らしいが、それならば敢えてHome Basicにアップグレードする意味は無いだろう。Windows XP Homeからのアップグレードは「Home Premium」が合理的だ。

またWindows 9xやMeなど2000以前の古いWindowsにはVistaアップグレード版を適用できない。つまりお高い完全版を買わなければならない事にも注意すべき。

まさかWindows 9x時代の骨董品パソコンに最新のWindows Vistaを入れようとする人がいるとは思わないが、どこかでOS無しの新しいパソコンを買ってきてWindows Vistaアップグレード版を入れよう…等と考えていた人は考え直さなければならないという事だ。

Windows Aeroによる3D Window
Windows Aeroによる3D Window
Quick Timeもちゃんと枠内で動画再生される!!

なお、2007年3月15日までにPCプリインストールWindows XPを購入したユーザーに対しては、優待アップグレードが実施されている。手続きや料金は各メーカーによって異なるが、[External]TOSHIBAのキャンペーンではHomeからVista「Home Basic」、ProfessionalからVista「Business」へのアップグレードがいずれも4,800円HomeからVista「Home Premium」へのアップグレードが10,800円という料金が設定されている。

またDSP(OEM)版Windows XPにも[External]優待アップグレードクーポンが付いたものが出始めている。こちらはXP HomeではVista「Home Basic」へは$49(5,880円)、Vista「Home Premium」へは$79(9,480円)の料金が必要となるが、XP Media Center EditionではVista「Home Premium」へ無償で、XP Professional(x64含む)ではVista「Business」へ無償でアップグレード可能だ。なお()内は120円/$での概算値で、実際はドルでの支払となる。

加えて$15(1,800円)程度の送料が必要となるが、アップグレード料金を含めて支払はクレジットカードのみ。必要書類を国際郵便で送らなければならない事や、そもそも複数のバージョンによる組み合わせがある事でややこしい印象を受け、DSP(OEM)版のアップグレードは少々敷居が高い。しかし、例えば[External]DOSパラで販売している「Vistaクーポン付き」のWindows XP ProfessionalとFDDのセットを18,480円で買っておけば4万円の「Vista Business」がアップグレード版よりも安い2万円そこそこで手に入るお得な話という事になる。

但しここにも落とし穴。最上位のUltimateへのアップグレードパスが無い事に注意しなくてはならない。Ultimateが欲しい人は更に33,390円を払ってアップグレード版を入れるしかない可能性があるので、そうなったら手元のWindows XPWindows 2000にUltimateアップグレード版を適用した方がリーズナブルという事になる。

「Vistaクーポン付き」のDSP版 Windows XP ProfessionalとFDDのセットで決まりかと思ったんだけど、どうしようかなぁ…

【参照】
●ITmedia http://www.itmedia.co.jp/
Vista国内価格発表 “全部入り”は5万円 2006年10月26日
VistaのアクティベーションはXPを踏襲──マイクロソフトがVistaとOffice 2007の価格を発表 2006年10月26日
マイクロソフト、VistaとOfficeの“今なら”安心アップグレードキャンペーンの概要を説明 2006年10月27日
Vistaのパッケージは「長期保存対応」 2006年11月1日
Vistaのライセンス規約変更で移行回数無制限 2006年11月7日
Vista日本語版も完成、発売は世界同時の1月30日 2006年11月9日
Windows Vista 特集 http://www.itmedia.co.jp/news/topics/vista.html
●マイクロソフト http://www.microsoft.com/japan/
Windows Vista http://www.microsoft.com/japan/windowsvista/
Windows Vista & the 2007 Microsoft Office system Ultimate Times http://www.microsoft.com/japan/athome/ultimatetimes/