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Last-modified: 2022-07-30 (土)


[一語一絵]

日本の夜明けぜよ / 2006-11-03 (金)

日本の夜明けぜよ

みたいな気になってきました。

それにしても龍馬てばどこまで来てるんだか…(笑)

[ ツッコミの受付は終了しています ]
1: Koji (11/03 14:11)
もしかして、上五島じゃないですか?
いいな!いいな!いいな!行きたいよ!

その辺りに30年ほど前、住んでました。
2: YANO@道の駅三井楽 (11/04 15:53)
さすが!!Kojiさんの育った場所だけある。
海好きバイク乗りには最高の島ですよね~
残念ながら明日帰投ですが、宿題満載で
また来る気満々です。

[一語一絵/ツーリング/2006]

五島Explorer - Stage 1 上五島編 - / 2006-11-03 (金)

個別記事で航跡ログが表示されます

金曜日に打合せを入れようとして「金曜日は文化の日ですよね?」と言われたのが水曜日のお昼。「げっ、3連休じゃん」

というわけで慌ててスケジューリングして…と言っても結果的には往復のフェリーを確認し島を巡る順番を決めただけ。木曜日の朝になって宿を確保し、仕事をチャチャッと片付けた後ダッシュで帰宅。

着替えと洗面道具をデイバックに放り込んで、20時半過ぎXLR起動。10分程で[External]博多ふ頭へ。

博多港での乗船受付は21時から。出航まで3時間あるが、明日から3連休を控えて予約ナシで行こうというのだからこのくらいの覚悟は必要だ。真っ先に受付を済ませ無事乗船券を確保してひと安心。

XLRに「青方行き」タグをぶら下げてフェリー後部へ移動して、係員が指示したところにバイクを駐車。出港までまだ随分時間があるし寄港地が多いので下ろす順番等も考えて係員の方で乗せてくれるらしい。2Fの待合室へ戻って一息入れたあと、21時半に徒歩客と一緒に乗船。

旅の幕開けは[External]野母商船[External]「太古」。1,260トン、定員350名と決して大きくは無いが、ラウンジを有する船内設備は(意外と言っては失礼か?)沿海航路にしては破格の立派さ。以前乗った[External]九州郵船の対馬行き[External]「フェリーあがた」とは雲泥の差だ。

[External]野母商船 太古 博多 0:01青方 6:00
2等 \5,210+原付 \2,080

2等客室は前方のワンフロア。女性専用コーナーもあるが膝くらいの仕切りがあるだけなのであまり意味ないかも。さすがに今日は250人以上という混み具合だったので枕で場所が決められていただけでなく、ラウンジにも畳を敷いて臨時の2等フロアにされてる状況はまさに難民船

普段ならば船内探検に出掛けるところだが、迂闊に陣地を空けると問答無用で奪われてしまうので横になって本を読んで暇を潰す事に。23時近くに乗船したグループ客はバラバラに散らざるを得なかった有り様だったが、早めの動きが功を奏して船室の角を押さえていたYANOは比較的ゆっくり寝られた。

五島の夜明け
新上五島町有川江之浜にて

5時半に起床。その前に宇久小値賀の寄港でもやっぱり目を覚ましたので、寝たような寝なかったような感じで微妙にぼんやり。顔を洗って気合を入れていると程なく目的地の青方港に到着したので、すこぶる目覚めの悪いXLRを押して中通島(なかどおりじま)に上陸。空はまだ薄暗いし、やっぱりジャケット無しでは寒い。博多で買っておいたコンビニおにぎりをフェリーターミナルで平らげ、気持ちもスタンバイOK。

新上五島町のパンフをクリップボードにセットして6時20分上五島ツーリングスタート。まずは朝日を迎えに時計周りで東へGo!、というわけで薄明るくなってきた空に向かってR384上五島空港を目指す。

6時50分日の出を確認したので、上五島空港を諦めて旧有川町江之浜[External]坂本竜馬ゆかりの広場で朝日を拝む。

それにしても竜馬、僅か33年の人生でこんなとこまで来てたとは。まっこと、恐れ入ったぜよ。

そのまま海岸線を時計周りで行けるとこまで行ってみようと思ったら、林道太田線に繋がったのでそのままイケイケで登っていく。程なくイノシシの出迎えを受ける。向こう側の薮に逃げて行ったので事無きを得たが、そこそこの大きさだったので向かって来られたら危なかった。1.5車線の舗装路ながらもそういうワイルドな雰囲気を醸し出す離島の林道ってば不思議な魅力。目映いばかりに美しく青い五島灘を海抜50~100mの高さから見下ろすのもまた絶景。

輝く五島灘
上五島町新魚目にて

気持ち良く走り抜け、太田郷から県道187号太田有川港線で少し有川方面に戻り、またしても海岸線時計周り方向の林道阿瀬津線へ。こちらは轍もある少々荒れたダートだが、オフ車歴満1年を経て久々のダートとなるYANOさんにはおあつらえ向きの練習コースという雰囲気。やっぱりところどころで見下ろせる五島灘が美しい。

写真を撮るのも惜しんで約1時間半の林道ツーリングを堪能し、8時半阿瀬津郷へ。県道22号有川奈良尾線R384と繋いで浦桑コンビニRIC(24時間)でひと休み。

エネルギー補給した後は、中通島最北端へ。県道32号有川新魚目線を淡々と流す。あちこちの集落に佇む教会では厳かに礼拝してたりすると、異国情緒は更に深まる。適度なアップダウン、コーナーを楽しみながら津和崎灯台に着いたのは10時15分。のんびり走ったとは言え浦桑から1時間程かかったわけで、やっぱり距離以上に思ったより時間が掛る。

中通島最北端は空と海に包まれる青の世界で、誰にも邪魔されず15分ほどまったり浸る。おそらく90%くらいの高確率で貸切の空間になるはずだ。

10時半リスタート。県道32号有川新魚目線から脇道をチェックしながら有川に戻って、11時50分[External]蛤浜海水浴場へ。陽射しは高く差し込んで申し分なかったのだが、生憎の干潮で波打ち際はず~っと遠くまで下がってしまい画的にはイマイチ。

五島うどん(地獄だき)
五島うどんの里「遊麺三味」にて
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しかし、遠くにみえるエメラルドブルーの美しい色合いは満ちた時の美しさの一端を垣間見せるに充分だ。どこまででも続くような遠浅の砂浜もまたキレイ。ボケッとしていると、散歩していた地元のおじさんが「そこでタツノオトシゴを捕まえた」と見せてくれた。すっげ~、こんな浅瀬に!!。

波打ち際には9月の台風の残骸か流れ着いたゴミが散乱しているので、今度はきちんと整備されたハイシーズンの風景も観に来よう、と腰を上げた。ここでeTrexの電源が切れている事に気付いたのだが、時既に遅し。林道太田線走行中の振動による接触不良でスイッチが切れてしまい、津和崎灯台往復の部分は全く採れてなかったという事だ。残念。

12時過ぎ有川港近くの五島うどんの里へ。館内のお食事処「遊麺三味」で名物五島うどんを味わう為である事は今さら言うまでもないだろう。

数あるメニューの中からチョイスしたのは「地獄だき定食」\1000。釜揚げの五島うどんをアゴダシと生卵のつけ汁で味わうわけだが、やっぱアゴダシは独特の風味があんまり好きじゃないかな。たまに食べる分ならば良いけれど、やっぱり「いりこダシ」が一番口に合う。

五島うどんの里 お食事処「遊麺三味」 地獄だき定食\1000 10~15、17~20時 月曜定休
TEL:0959-42-2655 新上五島町有川郷428-31 ([External]MapFanWeb)

米山展望台
米山展望台にて

気を取り直してR384を西へ。新上五島町で唯一ウィルコムのアンテナがある青方でメール投稿した後町道で山越えして東海岸へ抜ける。

半分以上は2車線確保済みの県道22号有川奈良尾線を海を見ながら快走。

ここもまた魅力的な青さを見せつける[External]高井旅浜R384で復帰し、すぐ給油ピットイン。祝日で開いているスタンドが少なかっただけに、ピンチを脱した。

安心して足を延ばせるようになったので、何はともあれ米山展望台へ。標高234mの山頂展望台を吹き抜ける風は思いの外暖かくそして優しい。逆光を受けて美しく輝く穏やかな五島灘を背景に、ススキものんびり揺れていた。

ボチボチ日も傾き始めたので、そろそろ先を急がねば。時計周りのセオリーに従い、若松瀬戸を左手に観ながら海沿いの狭い田舎道を探訪モード。県道46号若松白魚線にぶつかったら左折。立派な若松大橋を渡り、中通島に別れを告げる。

林道上五島縦貫線とか、宿題いっぱい残っちゃったなぁ…(笑)

若松港を通って15時25分龍観山園地へ。大平天主堂を始め北部の集落へと続く道なので道なりに行けるかと思いきや、さにあらず。

若松大橋を望む
龍観山園地にて

港沿いの立派な道は程なく行き止まりとなる囮だ。寿司屋の脇こっそり潜む登山道のような細い道へと入るのが正解。案内板も小さく実に解りづらいので気をつけろ。

1.5車線の舗装路は路面状況は悪くないしクルマも通るが、木々に囲まれて展望は全く無い。3分ほど行くと龍観山園地への案内板があり、園地の広い駐車場に出ると一気に展望が開ける。眺めはまさに箱庭。やっぱり橋のある風景は落ち着くなぁ。

反時計周りに北から周ろうかと思っていたのだが、木々に囲まれて展望の無い道はこれからどんどん薄暗くなる。気が急く夕方のトラブルは事態をことさら深刻にするので安全策を採るのが肝要だ。というわけで、若松越で西岸へ抜け、西へ西へと急ぐ。

16時過ぎ有福島を経て防波堤道路で繋がっている行き止まり日島に到着。[External]若松ディアパークの近くでは[External]野生シカが何気に佇むのどかな島だ。あまりに無警戒でこっちがびっくりした。

さぁ、いよいよ陽が傾いてきたので急いで宿へ向かわねば。なんせ行った事無いのはもちろん、コンビニやスタンドみたいな目立つ目印が無いので、陽が暮れてしまうと探すのが大変。

と言いつつ、やっぱり来た道を戻るのは癪なので、若松島に戻ったら西岸沿いのマイナールートをチョイス。9月の台風の影響か、法面はあちこちで崩れて路面もかなりダーティ。慎重にコーナーをクリアしていると、ここでも[External]野生シカ出現。写真を撮りたいのもやまやまだが、このルートがどれくらい時間掛るかわからないので先を急ぐ。

豪勢な夕食
民宿えび屋にて
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16時23分堤海水浴場着。隣の奈留島に隠れて、沈む夕陽が観られない事がわかったので、早々に県道169号日ノ島猿浦線へ復帰し、薄暮の残る神部へ。16時45分集落を抜けた船着き場の前にある民宿えび屋に到着。

案内された部屋はまだ新しいツインの洋室。壁は薄そうだけど襖仕切りも珍しくない民宿を思えば充分。お風呂も10人くらいは入れそうな広さで、シャワー付きのカランが5つほど並ぶ。もうここまで来れば民宿じゃなくてプチホテルでしょう、という雰囲気でいい方に予想外。

自慢の食事が魚三昧でこれまた充実。キビナゴの刺し身を含む、5種類の刺し身、タチウオの煮付、イカフライに塩焼きは何だったかな。鍋物はなんと鯛のみそ汁。ボリュームも相当あって、もう少しで腹ぺこライダーの看板を下ろさなければならなくなるところだった。

と胸をなで下ろしていたところ、少しだけだがサービスで伊勢エビのみそ汁まで出された。こ~れがまたウマいのなんのっても~、お茶も飲めない程だったのにペロリと完食。伊勢エビ会席の団体客のおこぼれに預かったという背景があっての事だが、何とも棚ボタな展開には八百万の神様に感謝をささげたい。

[External]民宿えび屋 1泊2食\6,195
TEL:0959-46-3120 新上五島町若松郷483 ([External]MapFanWeb)

ツーリングマップルの縮尺に騙されて思った以上に広かった上五島229kmも走らされたが、大満足のブラボーツーリングだった。

【参照】
●長崎県 http://www.pref.nagasaki.jp/
┗ながさきのしま http://www.pref.nagasaki.jp/sima/
●新上五島町 http://www.town.shinkamigoto.nagasaki.jp/
●野母商船株式会社 http://www.nomo.co.jp/
●Go!Go!ともっち! ~長崎県観光振興推進本部のともっちがこっそりすすめる長崎 旅行 観光 ガイド~ http://naisnet55.com/
●民宿 えび屋 http://yado-ebiya.hp.infoseek.co.jp/