YANO's digital garage

Copyright ©YANO All rights reserved. https://www.bravotouring.com/~yano/

Last-modified: 2024-04-10 (水)


[一語一絵]

アロンソ王手 / 2006-10-08 (日)

[External]鈴鹿サーキットでは今年で一区切りとなる[External]Formura 1日本グランプリ

20年目のF1日本グランプリ
[External]フジテレビ[External]F1 GRANDPRIXより

ランキングトップの[External]フェラーリ[External]シューマッハがエンジンブローという不運なトラブルに見舞われてより37週目でリタイア。日本でのラストランを不完全燃焼で終えた。

その結果、5位スタートながら2位にまで上がっていた[External]ルノー[External]アロンソが優勝を遂げてチャンピオンシップの形勢を一気に逆転。最終戦の[External]ブラジルGPではディフェンディングチャンピオンらしく王手をかけた状態で、[External]シューマッハを迎え撃つ事になった。

凱旋戦で気合の入る[External]SUPER AGURI[External]佐藤琢磨が15位、[External]山本左近が17位と二人揃って完走。順位はともかく、1年前には影も形もなかった小さなプライベートチームが、多くの困難を乗り越えて終盤戦まで全戦出走して戦えるチームになってきた事を喜ぶべきだろう。

1995年の日本GPの予選アタック中にS字コーナーでクラッシュしてしまい、病院でF1ドライバーのキャリアを終えた鈴木亜久里としては、鈴鹿に置き去りにしてきた忘れ物をようやく取りに来れたような感じなのかもしれない。そういう意味からも鈴鹿最後のシーズンに滑り込みセーフで参戦を果たす事ができたのも何となくドラマチックだ。

トップカテゴリーのモータースポーツはメーカーのバックアップがあるワークスチーム中心に回っている事は否定しないが、志しあるプライベーターがあってこそモータースポーツが文化として成り立つと思う。そういう意味で、ようやく日本にも[External]Formura 1が文化として定着し始めたと言えるのでは無いかと思う。

ところで今年も[External]ウィリアムズ[External]マーク・ウェーバーが40週目の最終コーナー立ち上がりでタイヤバリアに突っ込む激しいクラッシュがあり、ヒヤッとさせられた。日本のモータースポーツ史を刻んできた[External]鈴鹿サーキットと言えどもセンチメンタルに浸ってばかりはいられない。レギュレーションの縛りにも関わらずスピードが上がり続けている現状を踏まえて、ランオフエリアの場所や広さを重視した大胆なコース見直しの必要性を感じた一瞬だ。

せっかく20年の時を経て市民権を得て更に文化として定着させる為にも、「モータースポーツは命懸け」のイメージを払拭するよう死亡事故は防がなければならないと思うので、来年から日本グランプリを引き継ぐ形になる[External]富士スピードウェイ関係者各位にはより一層の安全性確保を期待したい。

【参照】
●鈴鹿サーキット http://www.suzukacircuit.jp/
●フジテレビ http://www.fujitv.co.jp/ >> F1
「F1グランプリ」中継20周年スペシャル
ホンダ第3期初優勝スペシャル
第17戦日本グランプリ
●Yahoo! F1 http://sports.yahoo.co.jp/f1/
2006年第17戦日本グランプリ


[一語一絵]

主砲の想い、ここに爆発。 / 2006-10-08 (日)

[External]2006年パリーグプレーオフの第1ステージ第2戦。

松中の想いが頬をつたう
[External]FBS[External]夢空間スポーツより

今日はライオンズの先発が西口ではなかった事もあって、[External]F1の合間にちょこちょこ観ていただけだが、昨日の鬱憤を晴らすかのように打線が繋がって合計11点を挙げて快勝。

特に主砲松中が3安打5打点の大活躍。昨日も4打数2安打と当っていたのだが、3冠王に輝いた去年を含めて過去2年のプレーオフ10試合では35打数3安打と全くいいところが無く「戦犯」呼ばわりされていただけに、ようやく勝利に貢献できた事は何より嬉しかっただろう。

更に昨日のエース斉藤のシビレる好投を見殺しにしたのがよほど不甲斐なかったのだろう。お立ち台で人一倍責任感の強い男の眼からこぼれた「3年分の想い」には柄にもなくホロリときてしまった。

先発松永を代えられなかった伊東監督に対して、和田から柳瀬に思い切って代える事ができた森脇監督代行のアグレッシブな決断が貴重な勝利に繋がったんじゃないかと思うが、明日の第3戦も継投がカギを握るだけにベンチにもいい流れがきていそうな気がする。

数字的には1勝1敗のタイと言えども引分けでも勝ち上がれる2位のライオンズが有利だが、9回表に松中の3ランとズレータのダメ押しで5点を挙げたホークスには明日に繋がる勢いがある。ホークスナインには自信を持って戦って欲しい。

ということで、明日もTVから目が離せないじゃないか…