リクルート、「ケイコとマナブ」CMより |
一部で話題沸騰中の「ケイコとマナブ」の「激し過ぎる寝顔」のCM。
「ケイコとマナブ」を持ち出す必然性のカケラも無い強烈な顔は、美しいメロディラインの耳触り良い歌とはあまりに対照的で、思わず我が目を疑う。
気の弱い子供ならばヒキツケを起こしたり大人でも悪夢にうなされかねないショッキングなこのCMは、9月上旬に暫く流れた後パッタリ見なくなって久しかったのだが、今日になってまた目につく…ていうか音楽が耳につくようになった。
「はて?」と思って調べてみたところ、福岡版は毎月4日発売だという事から発売直後に集中して放送しているようだ。
「ケイコとマナブ」の広告である事すら霞んでしまいかねないインパクトを承知の上でオンエアするリクルートの大胆さはある意味立派だと言えるのだが、「演技による作り顔」だとしても個人的には反則だと言いたい。エビちゃん筆頭にモデル系タレント全盛の昨今を皮肉ったようなチャレンジングな心意気は高く買いたいが、「気持ち悪い」とか「恐い」とか超越した不快感がある。
その点でCMにおいては致命的だと思う。個人的には。
KBC、「ドォーモ」より |
逆に「おもしろ顔」で注目して欲しいのが「斉藤ふみ」。
福岡ローカルではあるもののKBCで人気の深夜番組「ドォーモ」のレポーターを現在まで12年間務めるなど、テレビ・ラジオで合わせて7本のレギュラー番組を抱える人気タレントである。
TV画面では「美人」とか「カワイイ」とかいう形容詞が似合わない彼女だが、と言っても色物ではなく、一般社会ではそこそこ人気を得る程度の器量はあると思う。
そんな彼女が最近売り出し中の得意技が「変な顔」。中でも秀逸なのがネバーエンディング・ストーリーのファルコンを髣髴とする、いわゆる「ファルコン顔」。
カメラワークならではの部分もあるが、最初観た時はラーメンを鼻から吹き出してしまったほど。
「これじゃ嫁の貰い手ないぞ~」という世間の心配をよそに、この春めでたくKBCのディレクターと結婚されて、めでたしめでたし。
「ケイコとマナブ」のそれとは違って、何度でも観てみたい「変な顔」だ。
【参照】
●リクルート http://www.recruit.jp/
┗ケイコとマナブ http://www.keikotomanabu.net/
●九州朝日放送 http://www.kbc.co.jp/
┗ドォーモ http://www.kbc.co.jp/tv/duomo/