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Last-modified: 2024-03-20 (水)


[一語一絵/ツーリング/2006]

『海へと♪』 - / 2006-09-02 (土)

個別記事で航跡ログが表示されます

ようやく涼しくなって来たので海方面へ。YANOさんがわざわざ海方面と言う時は、子供の頃より慣れ親しんだ西長門海岸と相場は決まっている。コバルトブルーに輝く海はあまりにも魅力的だが、いかんせんシーズンは大混雑必至の人気スポットだし、何より今年は暑過ぎだ

天気も良い事もあって絶景は疑う余地がない事から、久々に[External]LUMIX FZ5を起用しようと思ったのだが、必要以上に入った気合とは裏腹にバッテリー残量が皆無。専用バッテリだけに乾電池で凌ぐわけにもいかず、残念ながら今日も[External]W-ZERO3[es]のプアな画像と相なったのは申し訳なく、反省を促したい。>おれ

さて今日もエコモードでXLRを起用し、7時45分スタート。体感気温は25℃程度でメッシュジャケットから忍び込む風は少し肌寒いくらい。時折雲が陽射しを遮るおあつらえ向きの空模様の下、例によって例の如くR3を東へ。

水巻からはR199へスイッチして新ルートの探索。本城から県道11号有毛引野線279号本城熊手線と繋いで黒崎跨線橋へ。しかし線路を越えずにそのまま[External]安川電機正門方向へ下って直進。JR鹿児島本線の北側に沿って4月に開通した都市計画道路前田熊手線を抜けると、[External]スペースワールド付近へ出る事ができる。黒崎駅前桃園付近の混雑をバイパスするルートなのだがまだ一部片側1車線と完全ではない。来年度に部分開通予定の[External]R3黒崎バイパスとあわせて、1日も早い全面共用を期待したい。

枝光を抜けて戸畑区千防からR199に復帰して更に東へ。「行きはトンネル、帰りはフェリー」のセオリーに従って日明を通過して海沿いに快走。門司港からR2にスイッチし、関門トンネルへ。この春の料金改訂で普通車は\200→\150と値下げされたものの、軽自動車\100と原付2種\20也は変らず。ちなみに原付1種(50cc)は関門橋下の人道トンネルへ周るべし。

コバルトブルーの海!!
下関市、土井ヶ浜海水浴場にて

排気ガスが充満する灼熱地獄の一本道を潜り抜け、9時58分に無事本州上陸。久々のR191だが良くも悪くも何も変らず。スイスイ流してシェル安岡SSで満タン(R:\142/L)に。セルフなのは良かったが、バイクを離れないとならない店内レジなのはちょっとガッカリ。でもレジの女の子が結構可愛かったのはちょっとニッコリ。取り敢えず「角島まであとどれくらいですか?」とか訊いて、言葉を交わしておく。

よく考えたらここまで無休憩。涼しくなって来たとは言え、まだまだ熱中症の予防は必要だろう。トイレと給水を済ませて10時20分リスタートし、R191に復帰。スタンドの女の子から掛けられた「気を付けて下さいね」という言葉にちょっと胸キュン。暫くしてその原因が毎朝主人公の五代裕作に響子さんが掛けていた「頑張って下さいね」にあると気付いたのだが、取り敢えず電柱にぶつからなくて良かった。

ところどころで海が見え始め風が潮の香りを含むようになると、『海へと』 by PUFFYのポップなリズムにノリノリ。10時50分川棚を過ぎると、左手に陽光を受けて蒼く輝く西長門の海が拡がる。思わず超アップテンポな『君こそスターだ』 by サザンの出だしを「い~なっむらがっさきは今日も晴れ~」とを口ずさみ、シールドを全開にして心地好い9月の潮風を浴びる。

ぶち、気持ちえ~♪

ぼけら~っと走ってたら矢玉を過ぎたところで対向車のパッシングしていくのに気付いた。XLRなんで切符切られるようなスピードは出してない(出せない)のだが、土井ヶ浜入口の最終コーナーを立ち上がったところで案の定レーダー取締まり中。ブラインドコーナーのイン側で木陰だった事もあり気付いた時にはもうすぐ横まで来てて、呑気にCBで走ってたら御用になってた可能性高し。

というわけで11時8分、沖縄の海のような鮮やかなエメラルドブルーの美しさから北九州・山口で一番人気の海水浴場土井ヶ浜へ。シーズン中はそれこそ大変な賑わいだが、さすがに閑散としていて極めて静か。ちょっと高台に上がると海の色がひときわ際立つ。

カメラがショボいので画像からキレイさがあまり伝わらないのが残念だが、熱帯魚こそいないものの、沖縄本島にも負けないビーチがここにある。

あまりにぼけら~っと眺めていたもんだから、風に煽られてXLRが倒れた(>_<)。シールドにしこたま傷が入り、ブレーキレバーが軽く曲がり、こう見えても意外とピュアな少年の心が軽く凹んだ。…残念

角島大橋!!
下関市角島大橋にて

お腹が減ったじゃないか、というわけで30秒で気を取り直し、R191に復帰。10分ちょいで11時50分に名うてのプレシャスロード角島大橋へ。描写力がプアな[External]W-ZERO3[es]ですけど、取り敢えず写真撮っときますか。

どこでランチにしようかと思いつつ、[External]「しおかぜの里」はありがちなので、尾山港の方に下りていくと「はまゆう食堂」を発見。イイ感じに枯れて地元民御用達の佇いをプンプンさせている。漁港にはよくある食堂と言えばそれまでだが、何となくデジャビュー。「サザエ御飯とみそ汁」\500でまずは軽めに。味はなかなかだが、やっぱりボリューム不足。焼きそば追加しても良かったかな。

取り敢えずお腹が満たされたところで、灯台をぐるっと周って再び[External]「しおかぜの里」を冷やかしに。山口だけに「夏みかんソフト」無いかな~と思ったのだが残念ながら無かったので、ヤキイカ\100で妥協。と思ったが、やっぱりそれだけでは足らず、たこ焼にサザエまで入れた「角島焼」\250を追加し、ランチ大作戦完了。

再び尾山港の方に下りて、直売所で実家の母上宛の手土産をいくつか査収し、13時15分早めの帰投。R191を南下して川棚でコーヒーブレイク。このルートは信号も少なくいつも気持ち良く流れるのだが、クルマに付いてしまうと単調なので帰りは眠くなる問題が付きまとう。

そういう時は探索モードに切替えて山間部へ。14時20分リスタート。内陸部を安岡へ抜ける農免農道は常套手段だが、さらに山越えする県道40号豊浦清末線石畑峠県道34号下関長門線に抜けられるようになったのは今日の収穫。

本日の航跡図
Today's tracking by eTrex and カシミール3D
皿倉山上空より響灘を望む

山を越え、森を抜け、新下関駅前へ。14時50分に関門トンネル入口付近に辿り着くものの、例の如く料金所を先頭に渋滞ができていたので、彦島からフェリーで渡ることにしてそのまま通過。案内に従って走って「彦島大橋」を通過。おや?と思ったのだが、どうやら彦島有料道路も償還が終わって去年の9月30日から無料開放されたそうだ。よしよし。

15時3分西山港に到着。15時の便を逃したものの、今さらトンネルに戻ったところで次の便より先には着けないので、15時40分の便で九州へ。\250也。彦島有料道路の料金が不要になったので利用価値は更に高まったと言えよう。日明からR199に出て、16時4分に実家へ。

所用を済ませ、18時13分リスタート。来た道を戻ってみたが黒崎跨線橋上の交差点がボトルネックで渋滞発生中。やはり混む時間帯は裏道も混むということか。つか一車線しか無い分、R3の方がまだ流れている気がする。とは言いつつも、XLRなのですり抜けでクリアし、18時43分水巻合流点でR3復帰。

あとはR3を安全第一で流して、[External]ESSOエクスプレスセルフ二又瀬SSで給油(R:\131/L)×4.77L した後、19時48分に帰着。今日もちょっと短めの282km、燃費42km/L行く夏に想いを馳せるツーリングだった。

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1: なっちゃん (09/03 07:40)
ワカメソフトクリーム食べたら良かったのにー。
2: YANO (09/03 09:43)
前喰った気がするし、昨日はソフトそのものが全く無かった気がしたよ~
3: Koji (09/03 20:42)
 今日は「走ってる!」って思ったんですけどね。
 久々の「日曜日」のファームロードは「抜いては詰まり」の繰り返しで、
なかなか思ったように走れず・・・ トドメは事故直後の現場に遭遇したり。
テンション下がりっぱなしでした(-o-;)
4: YANO (09/03 21:35)
さすがに125単気筒XLRでのツーリングは翌日に残るようになってきました。f(^^;;
阿蘇は先週も行ったし無理しても楽しくないですしね。
それにしてもまた事故ですか…
折角のパラダイスロードを二輪通行禁止にすることのないよう自戒しないと。