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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵]

夕立! / 2006-08-22 (火)

夕立!

激しく降ってきた〜!


[一語一絵/IT系]

Web2.0的落とし穴 / 2006-08-22 (火)

[External]偽情報のスパムで100万ドル儲けた夫婦が告発されたというニュースで思い出したのが[External]AmazonやGoogleが証券会社を買収したら……?という記事。

[External]Amazonをよく利用する人にとっては「トヨタ株を購入した人はこんな株式も購入しています」とか「あなたがトヨタ株を買った同じ日にトヨタ株を購入した人のうち、50%の人はすでに売却しました」とかいうプロモーションはいかにもありそう!と思わず笑ってしまう事だろう。

ただここで「みんなが買うと値段が上がる」という市場取引ならではの事情が気になる。簡単に言うと、思惑やウワサによる急激な株価の乱高下が起り易くなる可能性があるという事だ。

もちろん、先のニュースのようにインターネットメディアによる風説の流布による不正な価格誘導が行われる危険性は現状でもあるが、人気ランキングが全面に出やすい[External]Amazon[External]Googleでは[External]mixiのチェーン日記のような悪意の無い集団心理によって思わぬ価格変動が起きるかもしれない。

だからと言って、顧客サービスの追求という企業経営の純粋な思想に基づくオンライン証券システムの情報武装を否定するものでは無く、健全にかつ良心的に運営されている限りは大きなメリットが期待できる事は明らかであり、大きなトレンドである事は疑う余地の無いところだろう。

誰もが簡便に情報発信できるWeb2.0時代において、情報の信頼性をどのように評価し担保するのかがっぽいな。と考えると、まだまだピンぼけ気味の「[External]Amazonのオススメ」の成長が一つの目安か。

【参照】
●日経ITPro http://itpro.nikkeibp.co.jp/
「この企業の株は買い!」偽情報のスパムで100万ドル儲けた夫婦が告発される 2006年8月22日
●ITmedia http://www.itmedia.co.jp/
Web2.0時代の“脆弱性”――mixiチェーン日記はなぜ広まったか 2006年6月23日
AmazonやGoogleが証券会社を買収したら……? 2006年8月8日