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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵]

ヒヤリ・ハッと / 2006-08-10 (木)

今日、二つ前を走っていた小型トラックがガードレールに接触。助手席のドアが開いてガラスが飛び散ったものの、少し先の駐車帯まで走ったところで無事停止した。

スピードを落して横目で見たところ運転手にもケガは無かったようなので、ミラーで見送りながら通過。と、前を走っていたクルマが急停車!!!!XLRで自分史上最高の急制動に成功したものの、XLRの前輪は前車リアバンパーを15cm過ぎていた…(>_<)が、軽だったので何とか横へ逃げられたのはラッキーだった。

ホッとした瞬間、クルマの影からササッと走って行ったネコの姿に全てを理解した。普段ならば数台前を動物が横切る事くらい考慮した余裕を持っているのだが、目の前で発生したトラックのアクシデントで前のクルマも注意散漫になっての急ブレーキであろう。前を走るドライバーの心理状態まで気が回らなかった自分のミスとも言える。「事故は複数のミスやエラーが重なった時に起る」という格言を地で行くような、典型的なヒヤリ事例であった。

「1件の大事故の背後には、29件の軽微な事故と300件もの潜在的危険がある」という[External]ハインリッヒの法則。口では偉そうに「安全運転」と言いながらも、年に1度は「運が悪けりゃ死んでたかも」、月に1度は「運が悪けりゃ事故ってたかも」と反省には事欠かないのが悲しいかな現実だ。でも、こうして危険を大事故に繋げないようにする事が一番大事なのではないかと思う。

取り敢えず、反省しないとならない事にすら気が付かない人よりはよっぽどマシ。事故やトラブルの芽は小さいうちに摘むのが肝要だ。

【参照】
●フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 http://ja.wikipedia.org/
ハインリッヒの法則