今週になって朝晩は随分と過ごし易くなったのだがそれでもまだ最低気温は25.8℃としっかり熱帯夜。今までがいかに尋常でない暑さだったかと思い返すとともに、身体の適応力に驚く。10時過ぎると気温が急上昇する日田の暑さを考慮して、早めの8時スタート。今日も午後にはあちこちで夕立が予想される気象状況だし、早め早めの余裕を持った行動が吉だ。
が、いきなりトラブル。出掛けに距離計を撮ったところ、6月に修理したばかりのNIKONのCOOLPIX S4がまたしても故障。
撮影はできるものの、画像は露出オーバーで真っ白。暗い屋内なら露出はマシだが帯状の揺らぎが入って使い物にならない。設定を変えたりリセットしたりしたものの、状況は変らず。そうこうしている内に8時半になったので、今日はデジカメ無しでスタート。
と思ったが、W-ZERO3[es]のカメラで少し撮ってみた。f(^^;;
数字的には1~2℃低い程度だが体感的にはすこぶる爽快。プラグを交換したこともあって3000rpmからパワフルになったので燃費を考えて6000rpmで自主規制。『DIRTY OLD MAN ~さらば夏よ~♪』 by サザンオールスターズのゴキゲンなリズムを刻みながらR3を南下し、そのまま最速ルートへ接続する。
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南小国町瀬の本高原にて |
いままで容赦無い陽射しに晒されていた筑紫野の田園地帯でも、緑の稲穂が爽やかな風に揺れる。甘木朝倉バイパスはクルマも少なく文句無しの快走。土手ロードから少し蒸暑くなり、10時に日田一品街には着いた頃にはやっぱり汗だくに。夜明大橋下に10台以上のバイクが屯していたものの、日田一品街には殆どバイクの姿無し。そろそろ夏休みシーズンも終りかな?
冷たい缶コーヒーで喉を潤し、そのままファームロードへ。と思ったら、先ほど夜明大橋下で屯ってたグループが先行。つるむのはイヤなので、10分ほど間を置こうかと思ったが、暑さに負けて3分差でリスタート。追いつかないように自主規制を守りながらゆっくり目に流していたものの、やっぱり一つ目の一時停止で追い付いてしまった。
止まって待ってるよりは遅くても走ってる方が涼しいのでそのまま付いて行く事にしたが、クルマが少なかった事も幸いし行儀の悪い走りを目にする事も無く気持ち良く走れたので助かった。あと「フラワーパークあまがせ」のある五馬高原のカーブ外側待避路にレーダーパトカーの待機あり。まぁ普通に走ってれば充分ブレーキが間に合う見通しの良い場所だが、取り敢えずハイシーズンのファームロードは全線注意だ。
田の原セクションに入ると風が一段と冷たくなり、涌蓋山の向こうからは早くも入道雲が顔を出してきた。山の上の方では降ってそうな気配だが、黒川方面は大丈夫そうなので、そのまま進行。
R442からやまなみハイウェイに繋いで11時過ぎ山水亭へ。今日も不動の定番「あんかけチャーハン」\840。強火でパラパラに仕上がったチャーハンに、肉と野菜を地鶏卵で綴じたボリューム満点のあんが絶妙のコラボレーション。観光地離れしたボリュームも含めて腹ぺこライダー大満足の逸品だが、一人では新メニューの「唐揚」\400を頼む余裕が無いのが口惜しいところだ。
しかし今日は山水亭も夏休みとは思えない空き具合。もう世間的に夏休みは終わったのかもしれない。
食後はお気に入りのミルクロードを周ろうかと思ったが、うぶやま牧場から観る根子岳はどう見ても雨の中なので、波野へ周るのを諦めて県道131号線で真っ直ぐ久住高原へ繋いで、12時過ぎに例の如くどこでもかふぇTONCHAN到着。いつものように『沢水からの風』\350をアイスで頂く。
その後は久々の耕きちの湯\400は逆に、いつも貸切の大浴場も常時賑わっていた。と言っても5~6人だから、それでも充分ゆっくりできるのだが。(笑)
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大野城市御笠川4丁目にて |
帰り道は先週と同じように雲行きが怪しくなった事もあってR212から裏通りへ。日田に入ったところでポツポツ来たが、トレイ休憩&コーヒーブレイクの後でも本降りにならなかったので雲行きから「まだ行ける」と踏んで強行。
またしてもうきは市に入ったところで少し強くなり「先週の再現ビデオか?」と思ったが、強弱を繰り返していたので止まる切掛けを失い、そのまま県道749号吉井保木線を我慢の走り。土手ロードにスイッチし、朝倉側に渡ったところで路面も乾いてて「してやったり」と思ったのだが、それも束の間。久留米と秋月両方向共に明らかに激しい雨が降っていて「いや~ん」な前途。
甘木朝倉バイパスを急いでいるとBGMに異変が!!。「この曲に雷鳴のSE入ってたっけ?」と思った瞬間、眩しいばかりの閃光が大地に突き刺さり全てを理解した。
先を急いだものの、結局甘木川を渡ったところで大粒の雨がシールドを濡らし始めたので、県道77号線に入る手前の交差点にある東屋へ緊急ピットイン。雨脚はそれほどでもなかったが、何しろ落雷で死者が出た地域だけに油断は大敵だ。
小一時間の雨宿りの後リスタートしたが、筑紫野市あたりで再びいや~んな雲に覆われ始め、太宰府ICを過ぎたところでまた降られた。右側車線に入って都市高速を天井代りに走っていったものの、大野城ランプで天井が切れる事に気付いて御笠川4丁目南交差点で横断歩道の中州にピットイン。
目と鼻の先の南バイパスSSにも気付いたが、あまりの雨脚の前にコーヒーブレイクの誘惑も敵わず、その場で20分ほど雨宿りを余儀なくされた。その後無事給油(ENEOS NEWヴィーゴ 11.37L×\151/L)した後、17時半頃帰着。
~さらば夏よ~にはまだほど遠く、291kmの残暑厳しいツーリングだった。
【参照】
●どこでもかふぇTONCHAN http://www4.ocn.ne.jp/~toncafe/
●読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/
┗落雷の直撃受けた男性が死亡…福岡・朝倉 2006/08/22