25日の転落事故を受けて28日夜に行われた飲酒運転緊急取り締まり。これだけのニュースになった事故の後だけに普段以上に自重しているかと思いきや、55人ものドライバーが摘発された模様。
おそらく「自分だけは大丈夫」だと思ってたんだろうが、救いようの無いドライバーだ。もう、免許取り消してしまえ。
一方で道路管理側の動きにも唖然。読売新聞の記事によると
国交省によると、九州地方整備局が管理する直轄国道では、歩道が併設された橋梁構造の道路約1151か所のうち、4分の1に当たる約280か所に「歩行者用防護柵」が設置されていた。そうだ。問題の本質は「歩行者用防護柵」が設置されていた事なのか?、車道と歩道の間にガードレールが無かったって事じゃないのか?
16インチ70サイズを履くRV車は言うに及ばず、それ以上に大きなトラック等にとっては20cm程度の段差なぞ簡単に乗り越えちゃうはずだ。シチュエーション的に脇見によるハンドルミスや居眠りによる追突、はたまた海からの突風に煽られるなど今回のように歩道に乗り上げる事故の可能性は決して低くない道路だ。車道と歩道の間に「歩行者を守るガードレール」を設置する事を期待する。
歩道は決してランオフエリアじゃない。
【参照】
●読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/
┣母、子ども救うため4度沈む車へ…幼児3人死亡の転落事故 2006年8月26日
┣福岡県警が飲酒運転緊急取り締まり、3児死亡事故受け 2006年8月29日
┣飲酒運転など55人摘発、福岡県警緊急取り締まりで 2006年8月29日
┗福岡市の3人児死亡事故受け、国道橋防護柵を全国調査 2006年8月30日