何気なくやった先週末のフルストーリーにおいてもう一度実施しようとしたらSYN-ACKでSACKを返したり、TCP層のacceptから抜けてこないという問題を確認。時間が時間だったので中途半端にならないようソースには手を入れず撤収し、週末持ち帰ってチェックしていたのだが結局被疑者は見つけられず徒労に終わった。
最近の作業テーマはFOMA通信カードP2402への対応を目的としたFedora Core 5への乗換え。諸般の問題により、kernel版数にして2.6.13から2.6.15.7、2.6.16.23、2.6.16.27へと矢継ぎ早に乗換えてきたところで、
地雷を抱えてしまった可能性が高い。
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幻の「2001 PERSON OF THE YEAR」 |
で、雨の今日再び現場へ。
試しにクライアント側だけ2.6.13版に戻してみると確かに改善効果があった。乗換え作業で改修したのはタイミング的にも関係無さそうな切替時の待ち合わせ処理。特に因果関係は無さそうなのだが、他にこれといった手が無かったのでダメ元で2.6.13のモジュールを2.6.16.27に再移植。するとやっぱり直ってしまったのだから「あら不思議」。
という経緯からも改修点が何らかのトリガーとなって地雷の遠因となった事は間違い無いだろう。明日は改修点を総ざらいチェックして反省会に持ち込みたいところだが、X60の無線LAN(madwifi)を先に片付けないとなぁ。
さて今日のニュース。何はともあれAMDがATIを買収というニュースには驚いた。間をとりもつチップセットを出していない両者だけに早速CPUとGPUの統合チップというのはあり得ないだろうが、取り敢えず共同生産するだけでも合理化メリットがありそうな気がする。とか言ってたら
AMDがCPUを値下げという話も。Athlon 64 X2 3800+が29,800円か。
YouTube極楽とんぼ騒動で
5年前のあの事件を思い出したのはオレだけじゃなかったらしい。ブログや動画コンテンツに限らず、リッチメディアの普及や表現方法がお手軽になった事で「創造力が失われている」としたら悲しい事だ。創意工夫へのエネルギーとしても「ある程度の不便や足枷」はあった方が良いのかもしれない。
現在の世の中、利便性と引き換えに失っているものは意外と少なくないのかも。
【参照】
●ITmedia http://www.itmedia.co.jp/
┣AMD、ATIを55億ドルで買収へ 2006年7月24日
┣AMD、ATI買収を発表 2006年7月24日
┣AMDがCPUを値下げ――Athlon 64 X2は最大で半額以下に 2006年7月24日
┗YouTube極楽とんぼ騒動で思いした、5年前のあの事件 2006年7月24日
●上越新幹線とき325号【ありがとう】 http://hisasouseki.hp.infoseek.co.jp/toki325.html