6月8日から小笠原(父島と母島)でもNTTドコモのFOMAサービスが提供されるようになった。
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キャンペーンポスター |
これまでも国内携帯では唯一MOVAの電話サービスは提供していたものの、iモードやメールは利用できなかったのだが、これで内地並みに携帯メールや携帯サイトが使えるようになるわけだ。
ついに南海の楽園、小笠原にも迷惑メールの時代がやってくるのか…(笑)と思うとちょっと複雑だ。
ちなみに提供されるのはFOMAプラスエリアと呼ばれる800MHz帯なので、FOMAと言えども901iSより前の2GHz帯のみ対応機種は通話すらできない事に注意しなければならない。
なお、現在父島と母島合わせて約2,350名の住民で約1,000件の携帯電話契約があるらしいが、そのうち今回FOMAに機種変更を申し込んだユーザーが既に500件に達していると言われている。
ちなみにドコモショップの無い小笠原での機種変更は現物を内地に送って手続きする為に約2週間かかる事もあり今までは内地に行った時に機種変更してたらしいのだが、特別事情の今回は一時的に設備を引いて父島でも機種変更できるという離島ならではの事情も影響してそうだ。
今申し込んでも引渡しは7/21以降となるらしいし、いずれにせよいかに期待が大きいかという事が伺われる数字だ。
【参照】
●ITmedia +D http://plusd.itmedia.co.jp/
┣901iSで広がったFOMAの“プラスエリア” 2005年6月24日
┗iモードメールも使えなかった小笠原エリア、ついにFOMA対応 2006年6月6日