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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵/旅日記/しまなみ2006GW]

2006年GW Leg 3. UFOライン~四国カルスト / 2006-05-02 (火)

今日も目覚まし無しで6時起床。曇ってはいるものの空は意外と明るい。しかし天気予報は愛媛県東予地方にまで昼前に雨の確率50%を告げていた。

R194案内板
R194旧道、標高800m地点にて

おにぎり2個の朝食を済ませて、7時スタート。R11を西へ西条市に戻ってR194にスイッチ。ここからは山間部へ向かう。雲行きはすこぶる怪しいが予報天気図では前線のしっぽあたりだったし、雲も明るいので降らない可能性もある。つか、降らないで。f(^^;;

7時46分頃ついに雨が路面を濡らし始めた。雨宿りに使えそうな空きテントがあったので取り敢えず足を止め、暫し雨脚を伺うものの空はまだ明るくそれほど激しくなる気配も無いので、合羽は仕舞ったままで強行。

7時57分新寒風山トンネルに向かうバイパスから分かれて寒風山へ向かう旧道へ。旧道とはいえ道幅が狭いくらいで路面コンディションはかなり良く走りやすい。しかし標高900mを越えたあたりからガスとともに雨粒が大きくなり始めた。逃げるように寒風山トンネルへ。

8時22分、標高1120mの高知県側出口に到着。ガスもなくひと安心してXLRを降りたところで土砂降りの雨が降り始め、慌てて荷物を下ろして東屋へ逃げ込んだ。

ホワイトアウト!
UFOライン瓶ヶ森線にて

愛媛県側からどんどんガスが上がって来るものの、雨も上がって空も明るさを取り戻してきたので9時リスタート。予定通り瓶ヶ森線へ入るものの、15分ほど走ったところでガスに包まれ始める。西へ向かう分には快方へ向かうはずだと思ったのだが、甘かったか?

ちなみにこの道路、そもそもは村道瓶ヶ森線と称していたのだが、管理者の本川村が合併して[External]いの町となった事もあり、愛称と併せてUFOライン瓶ヶ森線と称する事にする。

最悪のところでは視界10m程の濃霧に見舞われて『遭難』の言葉が脳裏をかすめるような状況。対向車の心配もあるので10km/hの速度でノロノロ。降雨は殆ど無いものの、最高高度が1700mもあり日陰の法面には大きな雪塊が残ってるような場所なので、キリでもしっとり濡れると寒い寒い。まったく、えらい目に遭った。

よさこい峠から高知県側に下ろうかとも思ったが、変に色気を出さない方が良かろうと思って予定通り土小屋へ向かい、10時に標高1500mの土小屋着。結局最後の3kmで本降りに見舞われてしまった。上半身はオールウェザーのジャケットなのでどうって事無かったが、前輪のハネ上げでジーンズはひざから下ぐっしょり。足元もしっとり冷たくずぶ濡れではないものの靴下は湿っている模様。防水素材のサイバーテックスと言えども浸透は防げないのでこの辺が限界だろう。

よもぎうどん600円で暖を取った後、10時35分リスタートし、ただひたすら寒さに堪えながら石鎚スカイラインを下る。相変わらずガスが濃くて西日本最高峰の石鎚山と言えども影すら見えず、路面もウェットコンディション。状況的には休憩前と何も変っていないのだが、快方に向かっている事を信じて装備はそのまま強行。結果、10分ほど下ったところでドライコンディションに変り、作戦成功。

どんよりどんより
姫鶴平にて

R494R33R440にスイッチ。12時半地芳峠から四国カルスト姫鶴平へ。

取り敢えず天狗高原まで往復してみたが、雨やガスこそ無いものの、雲は多く風は冷たい。時折覗く陽射しが快方への期待を抱かせるので、ロッジ姫鶴荘のカツカレー840円で腹の虫を黙らせる。

が、やっぱり寒いだけなので、13時43分リスタート。大野ヶ原を抜け、集落を繋ぐ田舎道を淡々と探訪し、15時R197へ。

この辺りからようやく青空が拡がり始めたが、もはやモティベーションが下がりきってしまったのでそのまま15時半大洲市へ。市内をうろついてセルフのガソリンスタンドを探しまくり、結局反対側に発見。なんと135/L円@セルフ。やっぱり上がってきたかぁ....

16時ホテルだいいちにチェックイン。5,800円也。LANによるネット接続が可能なので、シャワーを浴びてシューズを乾かしながら、明日の行動を検討。あちこちあたった結果、宇和のホテルが取れたので、四国カルストへリベンジする事に。

その後、散策がてら食事に出たのだが伊予大洲駅前の商店街からは1km離れててコンビニやスーパーも遠くちょっと不便な立地にある事を実感。ま、いい運動になったという事も言えるが。実走238kmと軽めだったけど、収穫も少なく疲れたな~。

【参照】
●楽天トラベル http://travel.rakuten.co.jp/
┗ビジネスホテル だいいち http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/41475/41475.html