Firefoxの拡張機能、IE Tab。Internet Explorerのレンダリングエンジンを使ってFirefoxのタブフレームを表示する事により、わざわざInternet Explorerを別に立ち上げる必要が無くなるスグレモノだ。
別に立ち上げる必要が無いと言うのは、「スタートメニューに戻らないで済む」というだけでなく「お気に入りを登録し直す」必要も無いのでひと手間以上のメリットがある。但し、拡張機能が効かなかったり右クリックメニューがInternet Explorerのそれになったりするので、残念ながらFirefoxのオペレーションフィールが活かされるわけではないが、ワンクリックでInternet ExplorerとFirefoxを切替えられるので、Webページの見栄えを確認するのにも持ってこいだ。
既定でWindows Update系のURLが自動的にInternet Explorerモードで開くようになっているが、設定画面で任意のURLを追加登録する事が可能だ。Firefoxに未対応なネットバンクやオンラインショップサイトも登録しておけば自動的にInternet Explorerモードで表示させる事が出来るので、Firefoxを常用するに際しての最大の敷居がほぼ無くなったと言っていいだろう。
そゆわけで、FirefoxとIE Tabの組み合わせをすべてのユーザーにオススメしたい。
ちなみにWindows エクスプローラの脆弱性により、リモートでコードが実行される (MS06-015)も
旧式のヒューレット パッカードの「Share-to-Web」ソフトウェアまたは、旧式 の NVIDIA ドライバ (バージョン 61.94 を含む以前のもの) に関連する問題が改修されて再リリースされているので、該当するユーザーはWindows Updateしましょう。
【参照】
●Addons :: Add Features to Mozilla Software https://addons.mozilla.org/
┗IE Tab https://addons.mozilla.org/firefox/1419/
●Microsoft TechNet: セキュリティ センター http://www.microsoft.com/japan/technet/security/
┗Windows エクスプローラの脆弱性により、リモートでコードが実行される (MS06-015) 2006年4月26日