昨日に続いて麗らかな見た目とは裏腹に冷え込んだ朝。さっさと洗濯を済ませて9時半にCB400SF起動。洗濯物を干している最中に寒さは体感していたので、今日はタイツをユニクロ・ヒートテックからミズノ・ブレスサーモにグレードアップ、ジャケットの下にはゴアウィンドストッパーを起用して万全の布陣。気温は実測8℃前後(福岡管区気象台観測値では5.2℃)と先週より2℃ほど寒い程度だが、陽射しがそれほどでもないので体感的には結構寒い。
熊本県産山村にて |
本日は『太陽のえくぼ』by山下達郎で軽快なスタート。いつものようにR3を軽やかに南下。大体5台前の動きに注目しながら流れを読んで3車線をスイッチするのがYANO's Riding style。それ故、前方が見通せない大型車の後ろには長居したくない。ま、荷物を積むのが商売の商用車を責めるつもりは無いのだが、背の高いミニバンやワンボックスでリアウィンドウを濃いスモークにしたりカーテンを閉めたままで悪戯に前方視界を遮るクルマには腹が立つ。ぜひ白バイ隊員の貴兄には後ろを振り返らない勇敢な彼らをマークして頂きたいものだ。
あと、騒々しい違法マフラーに換えたり、白色バルブのままクリアテールにしてオシャレな気になっているドライバーにも反省を促したい。確かに「シフトノブに段数が書いてなければならない」等どうかと思う基準もあるが、普段は車検非対応の部品を付けといて車検の時だけノーマルに戻して取り繕うなんてかの「東横イン」と一緒であり、姑息で卑怯なやり方じゃないかと思う。
さて針摺から県道112号線にスイッチしてシェル天山SSにピットイン。給油(H:\128/L)とタイヤ交換…じゃなくエア補充の後、10分でコースに復帰。いつもの最速ルートだが、県道77号線は微妙に遅いクルマに押さえられて我慢の走り。甘木朝倉バイパスでもペースが上がらず『白いアンブレラ』by山下達郎で冷静に。結局土手ロードでも微妙に邪魔されてしまい、日田一品街を通過したのは先週と同じ11時15分頃。そのまま久々のファームロードへ進入。
とんかつ定食(卵とじ風)@山水亭 |
先週ほど風が無いのが救いだが、陽射しが薄日程度なのでやはり寒い。ここまで実測8℃前後で推移してきた気温も、最初の一時停止で6.5℃、2つ目で5.9℃、フラワーパーク付近では5.2℃とグングン下がっている。反応の鈍い温度計が15分程度でこれほど下がるという事は実際の気温はそれ以上に低いという事だ。最高地点の亀石峠は2℃くらいだったんじゃなかろうかと思う。本線は完全ドライでクリーンなコンディションだったものの、あぜ道へ抜ける枝道の水溜まりはキッチリ凍っていたので、イジワル爺さんが水を撒いてたりしたら一巻の終りだ。
ファームロードでは最初の交差点までに数台抜いた後は、1台もクルマ・バイクに絡まず快走。無事に田の原からR442へ繋いで黒川温泉へ。気温表示は先週と同じ3℃だったが、バックに佇む涌蓋山は白くないので画的にはイマイチだなぁ。
瀬の本を右ターンしてやまなみハイウェイから県道40号線を経て、先週と同じ12時15分に山水亭着。今日も朝から何も食べてないスーパー腹ぺこライダーは「とんかつ定食(卵とじ風)」\1050を所望。分厚く大きなカツのボリュームはあんかけチャーハンを凌駕する迫力があるが、たっぷりの地鶏卵で柔らかく綴じていて食べ飽きる事の無い逸品だ。
満腹ライダーのNextチェックポイントはご想像のとおりどこでもかふぇTONCHAN。COOLPIX S4の試し撮りがてらヒゴタイ公園廻りのルートでプラプラと久住高原へ。しかし陽が翳ってしまい退屈な画しか撮れなかったのは無念だ。今日も冬限定ブレンド『彩雲の願い』\350を所望。ここも風は殆ど無くじっとしている分には寒くなかったので、温泉入って帰ろうかと14時にリスタート。
日田一品街にて |
瀬の本にある「シェタニの隣に温泉を掘ってたらしい」という情報を入手したので偵察がてら行ってみたところ、県道40号線に入ってすぐのところに「スパ・グリネス」を見つけた。しかし、ちょっとこの辺では見かけない高級感がライダーを寄せつけない雰囲気に加え、看板の「貸切湯」という文言にダメ押しされ、スピードを落す事なく通過。他にも「ア・マ・ファソン」とか洒落たオーベルジュが出来ていたり、この辺りで黒川温泉とは対極的な雰囲気の一画を作ろうとしているようだ。
オリンピックの余波で賑わう九重スキー場の脇を抜け、四季彩ロードへスイッチ。山越えに加えて「陽が翳る」というより「曇り」という状況になった事もあり、寒さもワンランクアップ。ペースアップして玖珠の「万年の湯」へと急いだのだが、玖珠あたりに来ると「小一時間もしたら降ってくるんじゃないの?」という雰囲気に遷移してしまい、結局「万年の湯」も通過。
温泉で温もった後に冷たい雨に見舞われるなんて最低最悪なので、結局天ヶ瀬も通過。退屈なR210を淡々と走ったおかげで眠気もピークに達し、たまらず日田一品街で久々のコーヒーブレイク。
「うぉ、こないだリニューアルされたばかりの看板がえらい事に!」(1月28日には壊れていたのだが…)
日田を過ぎると陽射しも戻ってきたのだが、今度は風が強くなってきたので原鶴温泉も見送って大人しく直帰。最後に南バイパスSSで給油(ENEOS NEWヴィーゴ 9.97L×\130/L)した後、17時に帰着。久々に大台に乗せた313kmの快適ツーリングだった。
えっ、明日はもちっと暖かいってか?