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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵/ツーリング/2006]

別府♨ドライブ / 2006-01-28 (土)

今月のFTABI残党オフは「別府とり天&♨ドライブ」。いつものようにDEMIOで出動。ビラ&すず御夫妻をピックアップした後、高速で一気に別府へ。

別府ICで高速を降りた後、12時過ぎに目的地の[External]三ツ葉グリルへ。昨年末に1本北側の新宮通りに店舗を移転したという事でそこはかとなく不案内だったのだが、以前より駐車場だった場所のすぐ側だったのであっけなく到着。

とり天定食
レストランリボンにて

店の前で先客が一組待っている雰囲気だったが、奥の駐車場が空いていたのでクルマを駐めて先客に続いて待つ事に。ところが、店内にも多勢待っているという事もあって「待ち時間は1時間以上になる」という事だ。元々地元でも名の知れた老舗レストランだったとは言え、これまで昼時でも入れなかったことは一度も無かったのだが、移転リニューアルに際してメディアでも取上げられた余波らしい。とり天を期待して朝メシもそこそこに出てきた我々にはそんなに待ってられるほどの余裕はないので、別のお店へ移動する事に。

[External]別府なびで調べておいたのだが、うろ覚えの地図と方向感覚だけを頼りに適当に走っていたところ、[External]石垣西2の交差点に探していた[External]レストラン リボンを発見。1Fの駐車場にクルマを駐め、下馬評通り地元客で賑わっている店内へ。

迷うことなくオーダーした「とり天定食」\1,000は10分ほどでサーブされた。噂に違わぬてんこ盛りはインパクトがあるが、サクサクに揚がった衣を纏っている鶏肉は比較的小さめにカットされていて、思いの外食感は軽いので女性にもオススメだ。特製の酢醤油とも良く合っていて美味しかった。今度は人気の「あんかけヤキソバ」を食べてみなくては。

レストラン リボン とり天定食 \1,000 10:30~24:00 無休
TEL:0977-22-1259 大分県別府市石垣西2丁目1-35

由布岳
狭霧台にて

お腹が落ち着いたところで、やはり[External]別府に来ておいて外せないのが温泉だ。一般に11分類される泉質の中で放射能泉を除く全ての泉質を擁するバラエティさを誇る[External]別府温泉において。今回チョイスしたのは[External]明礬 湯の里。泉質には全く関係無く、広い駐車場を備える大露天風呂の存在と地理的に好位置だったのがポイントだ。

小一時間まったり浸かってイイ感じの硫黄臭を身に纏った後は、[External]岡本屋に下って[External]地獄蒸しプリンに舌鼓を打つ。もはやベタベタの定番であるものの、喰うべきものは喰っとかないと。

荒れ放題だった掌もしっとりすべすべになったのに気を良くして、R500を快走。法面や路肩に白いモノを残す十文字高原塚原高原を駆け抜ける。九州横断道路に戻って狭霧台から青空に堂々とそびえる由布岳の絶景を堪能し、湯布院へ。

ここで奥方様が「九州で最もお気に入りの喫茶店があるので行きたい」と仰せられるので、そのように。とは言うものの、残念ながら「店の名前も正確な場所もわからない」と難儀な事を仰せなので由布院駅前にある観光案内所で現地調査を実施。半年前の記憶のカケラから場所的に「[External]珈琲HAMANOではなかろうか」という事で、一路現地へ。

県道から脇道への曲り角がわからず行き過ぎてしまったものの、湯布院ハーブワールドの上を右折。駅から右往左往しながらも10分ほどで[External]珈琲HAMANOへ到着。

街から離れた静かな別荘地の小ぢんまりとした佇いの喫茶店は、どうみても地元の人ではなさそうな品のある老夫婦が1993年にオープンしたものだそうだ。室内には洒落たランプやカップのコレクションが飾られていて、ちょっとセレブな空間だ。

洒落た調度品
珈琲HAMANOにて

奥のオーディオルームには、[External]THORENSの大型ターンテーブルと真空管アンプ4台が鎮座しており、ご主人はかなりのオーディオマニアとお見受けした。聴いたところで違いがわかるほど耳が肥えてないので聴かせてもらわなかったが、お願いすれば快く聴かせてくれそうな人の良さそうな感じだった。

たった\500のコーヒー一杯でこんな贅沢な空間と時間を提供してくれる喫茶店が存在しうるというのは湯布院ならではなのかもしれない。奥深い。

珈琲HAMANO コーヒー\500 10:30(土日は10:00)~17:00 火曜休
TEL:0977-85-4662 大分県由布市湯布院町川上鳥越 (空想の森美術館裏)

陽もすっかり傾いた17時過ぎに帰投。睡魔を誘うR210のまったりした流れを嫌って県道104号線日出生台演習場の脇を駆け抜け、玖珠からは広域農道にスイッチ。[External]高塚愛宕地蔵尊脇をパスして豊後中村駅前でR210に復帰。明らかに遠回りではあるものの、湯布院からここまでに信号は1ヶ所で交通量も皆無なので飛ばさなくても所要時間は1時間ほどだ。

例の如く日田一品街で一息入れた後はいつものルートを快速モードでひとっ走りして、20時に福岡市内へ。最後に半道橋九州三愛石油オブリステーション福岡南バイパスSSで給油(R:\119/L)するのも忘れずに。

今宵のディナーは東区箱崎は九大正門前のちゃんこ御島へ。安くてウマいという評判で市内でも結構有名なお店だが、呑めもしないのに一人で鍋をつつくのも躊躇われてなかなか縁遠かったお店だ。ちなみに井筒部屋では寺尾の兄弟子にあたる元力士の店長だが、四股名は「御島」ではなく「滝の嶺」。てことは香椎潟にある「御島神社」が屋号の由来か?

味付けは味噌辛子、カレー味、水軍もつ鍋など5種類あるのだが、初めてなので無難に鶏ダシをチョイス。1人前\845という価格はリーズナブルだが、やはりそれだけでは量が少なかったので具材を追加オーダー。イイ感じに膨れたところでちゃんぽん2玉で〆。ビール2本を含めて一人\2,000というのは確かに安いネ。ま、もつ鍋「せっちゃん」しかり、九大お膝元である箱崎の相場としてはこんなもんか。

店内の壁に番付表やポスター手拭いとか相撲グッズで飾っているのはよくあるパターンだが、何より強烈に感じたのが昭和のノスタルジーと言いたくなるような枯れた雰囲気。ある意味昨秋福岡にも進出したオシャレな[External]Chanko Dining 若の対極に位置する存在だが、取ってつけたようなレトロでは無い本物の年代物だけに時の流れによってのみ形成される重厚な存在感がある。九大移転という逆風にめげる事無く頑張ってほしいと願わずにいられない。

ちゃんこ御島 1人前\845 17:30~24:00 第1,3月曜休
TEL:092-632-6527 福岡県福岡市東区箱崎3-6-18

というわけで、今日も充実した1日でした。

【参照】
●別府市 http://www.city.beppu.oita.jp/
温泉
●別府なび http://www.beppu-navi.jp/
三ツ葉グリル
レストラン リボン
明礬 湯の里
●由布市 http://www.city.yufu.oita.jp/
●Yahoo! Gourmet http://gourmet.yahoo.co.jp/ >> 大分県
甘味・喫茶 >> 珈琲HAMANO
●asochanのホームページ http://www.coara.or.jp/~asochan/
┗珈琲HAMANO http://www.coara.or.jp/~asochan/hamano.html
●九州朝日放送 http://www.kbc.co.jp/
(旧)びっくり!パワーシャベル >> ちゃんこ御島