先週水曜日の18日、福岡県保険環境研究所からインフルエンザ流行発生警報が発表された。
福岡県感染症情報提供 1月9~15日の感染状況(九州管内) |
これは県内198医療機関からの感染報告の平均が35.43となった事を受けたもので、その時点で県内だけでも35の学校で学級閉鎖や学年閉鎖が行われていたそうだが、ここに来てYANOの周辺でも「家族が感染した」という声を聞くようになった。
福岡県感染症情報のページを見てみると、感染は福岡だけでなくほぼ九州一円に拡がっている事がわかる。特に宮崎の高さに目を奪われる。
今さら声を大にするまでもないが、インフルエンザを予防するには
- 予防接種を受ける
- 栄養と休養を十分にとる
- 人ごみを避ける
- 適度な温度、湿度を保つ
- マスクを着用する
- 手洗いとうがいをする
国立感染症研究所感染症情報センター提供 インフルエンザ流行レベルマップより |
「かかったかな?」と思ったらすぐ医者へ。インフルエンザ情報サービスによると「発症から48時間以内であればインフルエンザウイルスの増殖を抑える薬」があるそうだ。当然、早ければ早いほど効果的という事なので、善は急げ。
今日更新された国立感染症研究所感染症情報センターによる全国版レベルマップを観ると一目瞭然だが、
2006年第2週は感染症発生動向調査からは、全国レベルでの定点当たり報告数は13.9となり、インフルエンザの報告数はほぼ2倍に増加した。都道府県別では宮崎県(53.4)、福岡県(35.4)、佐賀県(31.0)、鹿児島県(30.7)、岡山県(26.9)、香川県(24.8)、山口県(23.7)が多く、全て西日本に位置している。と書かれているように、年末以降九州を皮切りに四国中国地方で感染数が急増しているのがわかる。
前週との推移がわかりやすいようアニメーションGIFにしてみたり。
【参照】
●福岡県保険環境研究所 http://www.fihes.pref.fukuoka.jp/~idsc_fukuoka/
┗福岡県感染症情報 >> インフルエンザ流行発生警報(2006/01/18)
●国立感染症研究所感染症情報センター http://idsc.nih.go.jp/
┗インフルエンザ流行レベルマップ
●インフルエンザ情報サービス http://influenza.elan.ne.jp/
┗インフルエンザQ&A >> 予防について
●インフルエンザ情報サービス(携帯版) http://influenza-m.elan.ne.jp/