大晦日も特に何をするでもなくいつものように横になってだらだらとTVを観て過ごし、「曙また負けちゃったな~」という余韻と共に迎えた2006年。
北九州市戸畑区浅生、飛旗八幡宮にて |
今年も特に来客があるわけでもなく朝からやはりTVの前でゴロゴロ。こうして両親の側に居て話し相手をするのが親孝行だ、という詭弁もそろそろ苦しい。
また1日ウチに閉じこもってTVの番をしていたら一年前と同じになってしまうので、昼からは久々に戸畑の街へ出動。取り敢えずワーナー・マイカル・シネマズで映画でも観ようかと思って、15分ほど歩いて戸畑サティへ行ったものの特に観ておきたいような映画もなく、敢えなく撤収。
やむなく中本町商店街へ。さすがに元日から店を開けていたのはゲームセンターとお菓子屋の2店舗だけなので人通りは閑散。テナント募集とか空き店舗の貼り紙は意外と少なかったが、店を閉めてから1年以上になる下川書店跡地がそのままになっていたのがちょっと淋しかった。
続いて飛旗八幡宮へ。ここだけは行列ができるほどの人出で賑わっていたが、そうは言っても幼少の砌と比べると露店の数も四分の一程度。その分、境内まで駐車場になってたのは時代の流れか。
北九州市戸畑区天神、光模型にて |
ウェルとばたに移転した市民会館の跡地は、「戸畑C街区整備事業」という形で再開発工事が進んでいた。ここには区役所と高齢者施設、保育所、賃貸住宅、分譲住宅などが整備される模様。ちなみに分譲マンション「ブロッサム・ベルジュ戸畑」の建築主は新日本ホームズで、建築確認者は日本ERIである。
そのまま東へ向かい、天神へ。福岡の天神とは打って変わって人っ子一人歩いておらず水を打ったような静けさに席巻されているものの、こっちも取り敢えずは商店街。…だったが、以前と比べてもかなり寂しくなった感は否めない。
それでも光模型が相変わらず健在だったのは嬉しい発見だ。元旦から貰ったばかりのお年玉を手にプラモを買いに走った事は未だに憶えている。たぶん店主は代替わりしているだろうが、雰囲気はそのままで店内も子供達で賑わっていた。元旦は休みだったが、角向かいの大成(おおなり)も健在だった事を記しておく。
しかし子供のころよく通っていた道路が30余年を経てひどく狭く感じられるようになった。歩道が設けられたり街路樹が植えられたりするせいもあるが、基本的には背が延びて視点が高くなったからであり、決して自分が横に成長したからではない。かと思えば、逆にメインストリートは再開発で見違えるほど広くなったりしてて、どっちにしろ時の流れを感じる。
【参照】
●関門通信 [関門北九州圏のニュース] http://kanmontuusin.morrie.biz/
┗戸畑C街区整備事業