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Last-modified: 2024-04-08 (月)


[一語一絵/ツーリング/2005]

阿蘇Express 27th - Crystal blue - / 2005-10-16 (日)

コスモス畑を前に
五馬高原にて

今日はXLR阿蘇デビューCBとどう違うのか、どう違わないのか、ちゃんと確認しとかないとね。

目の覚めるような青空に急かされるように洗濯を済ませ、8時40分にスタート。いつものように榎田からR3へ。

いつもの週末より少し交通量は多いかな?という気がする。CBのようにアクセルワークだけでひょいひょいと軽やかにはいかないが、単気筒124ccをぶん回してほぼ同タイムで針摺へ。

筑紫野で給油125/L円。満タン法での燃費は32km/Lと思いの外悪い。まぁ馴れてないライダーが無駄に回している可能性も無きにしもあらず。

気温は20℃。雲ひとつない突き抜けるような秋晴れの陽射しは強いものの、これまでのような容赦無い暑さはすっかり影を潜め、風は秋の冷たさを運んでいる。Crystal Kay×CHEMISTRY『Two As One』を口ずさみながら、いつものルート日田へ。

日田に入った途端、体感温度が急に下がって思わず身震い。今朝は放射冷却で11.8℃まで下がって、この秋一番の冷え込みだったそうだ。ひぇっ!(これでも平年値だったりするのだが)

鏡坂下の交差点では右折車線に珍走団が並んでいたので、しれ~っとそのまま直進して玖珠川沿いにエスケープ。R386バイパス土手ロードなどでは10km/hほど遅いペースだったのだが、ここまでCBとほぼ同じ1時間40分のタイムは意外や意外だった。

オムライス
山水亭にて

10時20分に裏道からファームロードへ。さすがに登りに入ると非力さを痛感。タコメーターが無いのでエンジン音を頼りに地道にシフト操作を繰り返して、快適なペースを維持。しかし、追い越しはなんとも辛い。CBならアクセルワークでサクッと追い越せるところもXLRはエンジンが唸りを上げて必死の様相だ。それでもいける、いけないの感覚が概ね掴めたのは今日の成果だ。

こないだの事故の印象がまだ残っているので今日はゆっくり。あまりにフォトジェニックな天気なので五馬高原亀石峠で撮影タイム。その間にも遠くから甲高い音を轟かせてビッグバイクがカッ飛んで行った....。

気持ちはわからんでもないけど、どこで駐まるかわからん作業車やらサンデードライバー、故障者・事故車のリスクを考えたら、休日の昼間は程々に自重しましょ~。

オールウェザージャケットの下にTシャツ1枚しか着なかった事を後悔しつつ、ファームロード2区間を流してR442へ。黒川温泉瀬の本をパスして、11時40分山水亭へ。写真撮ったりしながらここまで3時間は悪くない、というより予想より30分以上早いタイムだ。

瀬の本やまなみハイウェイのクルマの多さとは裏腹に意外に空いていて、半分も埋っていない店内へ。今日は遅くなると踏んで朝メシをしっかり喰ったのが裏目に出て、空腹度合が半分ほどなので軽めのオムライス630円をオーダー。トイレに行って戻って来たらもう配膳されていた。バックオーダーが無かったとは言え、はや~。

久々のオムライスを味わって…というよりも、ペロリと平らげてごちそうさま。

根子岳を望む
産山村にて

食後はいつものミルクロード東コースへ。半逆光になったピークの向こうからGoldWingか?BMWか?やって来たので、手を挙げようとしてたらステアリングの下に赤いのがキラリ…。げっ、白バイやん(-.-)。

ここまで出張ってくるとは…油断大敵。今日はXLRで良かったかも。

R57から県道40~131号線大野川上流広域農道を繋ぐパラダイスロード。どこまでも透き通った今年一番の青空の下で、阿蘇涅槃像も昼寝をしているように見える。実に気持ち良さそうだ。

こちらは呑気に昼寝するわけにもいかないので、今度はCrystal Kayの出世曲『Boyfriend』を口ずさみながら気持ち良くriding。実測20℃前後というのも平年値なのだが、これまでの暖かさに馴れた体にはかなり寒い。3シーズンのブルージャケットに長袖シャツを仕込んでいた去年の今頃からすると、薄手のオールウェザーにTシャツ1枚というのは考えられない事だ。

13時過ぎ久住高原[External]どこでもかふぇTONCHANへ。ようやくホッとする気温になった、秋限定ブレンド桔梗の雫300円をオーダー。

今日も美味しいコーヒーを頂いてリラックス♪したところで、13時半頃にリスタート。当たり前にR442を東へ。

TONCHANブレイク
久住高原にて

これまたいつもの[External]耕きちの湯でひとっ風呂400円。熱めの湯温設定に、体中が少しピリピリ。思わず「うひょひょ」と声が出る。願ってもない貸切状態だったが秋の陽は釣瓶落し。早めに上がって14時半リスタート。

帰りもサクッとファームロードへ。アップダウンがあるものの、基本的には下り傾向なので行きよりも気持ち回してペースアップ。亀石峠でリスタートするカズさんを発見したので、軽く手を挙げて通過。五馬高原で追い越された後、下りストレートを5速全開、110km/hまで引っ張ってみたものの差は縮まらず。

林間セクションでクルマに詰まったところに追い付いたものの、一時停止手前でXLRエンジンストール。やばっ!調子に乗って回し過ぎた!オーバーヒートだ!と判断。日陰へ止めて10分ほどコーヒーブレイク。

その後無事再始動したので気を取り直してリスタート。快調に日田へ向けて下っていたものの、女子畑で県道に合流したとこで再びエンジンストール「やべ~、これは重症かも!」と思いつつ、再び日陰にXLRを止めてヘルメットを脱いだところで、ながの氏発見。「お~、暇つぶしに持ってこい!」と思ったのは厳重に内緒だ。

雑談を交えつつ今日の経緯を話していたら「ここに来てオーバーヒートが再現するっておかしいよね?」と思い始め、もしかしたら「ガス欠かも?」という疑惑がふつふつと。32km/Lの燃費と9Lのタンク容量から概算すると航続距離は300km弱。リザーブまで250kmはいけるだろうと思っていたのだが、220kmほどでアウトなのかも?

ガソリンコックをリザーブにして、何回かセルを回すとエンジンも掛った。「ん~、ガス欠くさいかなぁ…」

日田一品街ながの氏と別れ、R210を東へ。ガソリンコックを戻しておいたら信号停止と共に止ってしまったので、2度目のストール要因は「ガス欠」で確定だ。

ちゅうわけで石井九州石油で給油。5.91Lと聞いてビックリ。ホントに1/3もリザーブかよ…? 取り敢えず200km越えたら要注意かな。

燃費的には232km/5.91L39.2km/Lとまずまず。だが請求金額832円、ってレギュラー141円/Lですか!?(>_<)

その後は素直に最速ルートを戻って福岡へ。この時期にあの程度でオーバーヒートされてはおちおち遠出もできないので、エンジンオイルを粘度の高い社外品に交換する事にして、最後は[External]ファミリーユサ福岡東店へ。[External]カストロール[External]Activ 4T(1L缶)999円と、[External]エーモンの廃油処理箱(2.5L)360円を査収した後、18時半に帰着。

ちょっとてこずってしまったが、無事これ名馬な324kmのデビューRideだった。でも、今思うと最初のストールもオーバーヒートではなくガス欠だったような気がする。CBとは逆に、XLRは下り傾斜でガソリンが落ちにくくなるとか、そういう話?