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Last-modified: 2024-04-08 (月)


[一語一絵]

F1日本GP / 2005-10-09 (日)

Kimi Raikkonen, McLaren Mercedes MP4-20, 2005 Japan GP
[External]日刊スポーツより

15万人の観客にキミ・ライコネンが17位から怒濤の追い上げを魅せつけてドラマチックな優勝を飾った。

ラルフバトンがフロントローを占め、逆にアロンソライコネンシューマッハのランキング上位がこぞって後方からのレースとなった事も手伝って、非常に見応えのあるレースだった。

帝王シューマッハやベテランフィジケラとのバトルはまさに天晴だったが、逆にシューマッハフェラーリブリヂストンの黄金パッケージがコース上でライコネンアロンソにパッシングされるシーンには「奢れる平家も久しからず」という言葉が浮かんでしまった。

[External]B・A・R Hondaのシートを失った佐藤琢磨。4年連続の入賞、初の母国ポディウムも期待できる予選5位スタートだったものの、決勝では13番目にフィニッシュ。しかも10周目のシケインでの接触により記録抹消となってしまったのはなんとも。スパでシューマッハに突っ込んだ前歴もあるし、来シーズンのシート確保に向けて入れ込み過ぎだったのかなぁ。散々だった今シーズンを象徴するような週末と言えよう。

また「第18戦日本グランプリ」決勝レースを地上波では初めて生中継した[External]フジテレビ。有料の衛星ではやらないであろうCMカットインばっかりはしょうがないのかもしれないが、リプレイが観たいところで入らないのはじれったい。国際映像なりの事情もあるのだろうか?総じてタイミング的にイマイチなところが多々あったような気がする。

チェッカーからセレモニーまでの「間」に余韻を楽しむ雰囲気が辛うじて伝わって来たものの、こちらも残念ながらあまりいいとこなかったような。

【参照】
●ホンダ http://www.honda.co.jp/
┗Honda F1 Project http://www.honda.co.jp/F1/


[一語一絵/ツーリング/2005]

阿蘇Express 26th - bound for takanabe - / 2005-10-09 (日)

7時半にスタート。今日は長丁場なので7時には出たかったが夜更かしが祟って寝坊しちまったいf(^^;;。いつものように最速ルートを一目散で、川霧で包まれた日田へ。9時現在で15.8℃という気温ははっきり言って夏ジャケでは寒い。失敗したか?

ここでツーリングマップルを忘れた事に気付いた!宮崎行くのに地図なしというのは初めてだが、まぁなんとかなるだろう。セブンイレブンで一息入れた後、イイ感じでファームロードへ。連休だけに結構な交通量も予想されるので慎重にコースイン。見通しの良いストレートで丁寧にクルマを追い越してゆく。

阿蘇の空
阿蘇市箱石にて

ところが天瀬町農業公園(ローズ・ガーデン)への分岐の先でバイクとクルマが絡んだ事故後のどんより淀んだ空気の中を通過。10月の連休と言えば前のSPADAを失った事故がまさに1997年の10月10日。こちらの事故の詳しい事はわからないが朝からイヤな事を思い出してしまい、テンション急降下。

亀石峠の先でも前を潰してキャリアに載せられるロードスターがいたりしてもはや気分はすこぶるブルーに推移。まぁ無駄に高いテンション走るよりはいいか?と、半ば無理やり気を取り直してクルーズモードで慎重走行。

意外と交通量は少なく快適な走りを味わってR442へ。バイクが屯する瀬の本にはあまり近寄りたくなかったのだが、寒さに負けて10時前にトイレ休憩。やまなみハイウェイからミルクロードの雄大な阿蘇の秋景色を堪能し10時20分箱石峠へ。空はあくまでも青くそして高い秋の空。陽射しはまだ夏の名残を感じさせるが吹く風は意外な程冷たい。宮崎行くからと思ってチョイスした夏ジャケ失敗か?

R265で一旦高森に下った後高森峠へ。この途中から見返す阿蘇五岳も素晴らしいのだが、木々に遮られてなかなか展望が開けないのが残念だ。トンネルを抜けた後の交差点を左折しR325へ。

無意識のうちに速度が上がってしまう魅惑の2車線路は警察に注意しながら慎重に快走。R218にスイッチして11時半高千穂でひと休み。気温は22.5℃まで上がり、ようやく夏ジャケで走って快適な暖かさに。ここまでほぼ200kmの距離だが、目的地まではあと100kmほどある勘定だ。どひゃ~。

五ヶ瀬川のはるか上空を飛んでいるように走るR218も爽快な快走路。少し後悔し始めた日之影町では雲海茶屋の唐揚定食で手を打とうかと思ったが、ドライブインのセオリー通り残念ながら日曜定休だ。

橋桁を流された第1五ヶ瀬川橋梁
北方町川水流にて

そのまま北方町へ入り、12時過ぎ川水流から県道20号線にスイッチして五ヶ瀬川を眼下に見ながらヒルクライム。先日の台風14号で流出した第1五ヶ瀬川橋梁が痛々しい。

[External]高千穂鉄道は今もなお全面運休を余儀なくされており、復旧の目処は立っていない模様。

ひと山越えたらR388にスイッチ。今度は五十鈴川沿いのワインディングを流しモードで快走。延岡の迂回路として利用価値の高いルートは、まだ一部に幅狭区間が残るもののどんどん整備されて走る度に走り易くなっている。このルートでも台風14号により3ヶ所の路肩が流出していたのには驚いたが。

12時半門川からは先日開通した広域農道「日豊グリーンライン」にスイッチして南下開始。道なりに行けば日向からは広域農道「尾鈴サンロード」に繋がる。距離は長くなるものの信号も皆無でクルマも少ないので時間的には比較的早い。何より宮崎市までR10混雑とオサラバできるありがたいルートだ。

山間のワインディングは交通量極少だが、怪我の功名でテンションの低い今日はクルーズモードで快走。川南町から県道40号線県道19号線高鍋町へ。市街地に入ってさすがに迷ったものの、一旦高鍋駅前まで出た後R10から県道24号線に入って、13時38分に無事目的地[External]おおさかやに到着。

驚愕のチキン南蛮(大)
高鍋町高鍋おおさかやにて

ここまで320km&6時間の道程は、まさに「はるばるきたぜ!おおさかや」という感じだ。ひょっとしてこの時間だとランチタイム終わって休憩時間かな?と思ってたのだが、そんな心配は全くの杞憂。駐車場には駐まっているたくさんのクルマにがぜん期待は盛上がる。

朝メシ抜きの腹ぺこライダーは迷わずチキン南蛮定食(大)1,000円をオーダー。15分ほどでサーブされた現品を見てギョッとした。

デカい、デカすぎる。400gの迫力に圧倒されながらも、まず一切れを口の中へ....。わぉ、ウメ~

「おぐら」のチキン南蛮はわりとスジが残ってて切るのに難儀する事があるのだが、この肉はどこをとってもとてもやわらかでジューシー。ちょっと衣が厚いところもあるが、これだけデカいのに均一に火が通っているのもスゴいと思う。

さしもの腹ぺこライダーもてこずって残念ながら一切れを残してしまった。ご飯や小鉢とどっちを採るか悩んだのだが、さすがに400gの油モノは飽きがきて時間が経つと気持ち悪くなってきそうだったというのが正直なところ。完食できなかったのは波照間島「たましろ」以来だが、惜敗…というより完敗。もう若くないな~と思い知らされた一瞬は、ある意味アロンソにパッシングされたシューマッハと同じだ。

定食には御飯とみそ汁、お新香と小鉢が付いててコストパフォーマンス的にも「おぐら」を上まわる大満足の逸品だが、今度は身の程をわきまえて中にします。m(__)m

Cafe&Restaurants [External]おおさかや チキン南蛮定食 (大1,000円、中900円、小850円)
営業:11~22時半 不定休 TEL:0983-23-6821 宮崎県高鍋町大字高鍋1052-1

ベルトを緩めた満腹ライダーは14時20分にリスタート。もはやこの時間から福岡まで帰るにあたっては新しい道で迷ってる余裕は無いので大人しく来た道を戻る事に。

何はともあれ近くにあった[External]ENEOSのセルフで12.3L給油。宮崎でハイオク139/L円は安い方だろう。嬉しい誤算なり。

あるべきものが無くなった風景
北方町川水流にて

位置関係がわかったのでもはや県道19号線へ最短距離で出るのも造作もない事だ。小丸大橋を渡って左折。これまた台風14号で決壊した小丸川を横目にまったり流した後、県道40号線にスイッチしてそのまま「尾鈴サンロード」へ。

登坂車線がある程のアップダウンが入り交じるワインディングを、80km/hを上限に眠くならないようメリハリを付けて快走。

ところどころでつまらない写真撮影を名目に息抜きを入れつつR388県道20号線R218を快走。16時20分高千穂町へ。短いコーヒーブレイクの後、R325へ折れて陽が残るうちに高森へ。

この後も来た道だと真っ暗なファームロードを走らねばならなくなるが、バイクでのナイトランはあまりにリスキー。イノシシは言うまでもなくタヌキですら出て来て転倒でもしようものなら大変だ。夜では助けも期待できない

そういうわけで[External]MapFanが最短距離と挙げた菊池ルートをセレクト。旧長陽村まで来たところで「やっぱR57が混んでるとヤだな~」と思い、阿蘇登山道赤水線を経て二重の峠を越えて菊池阿蘇スカイラインで抜ける事に。

しかし「策士策に溺れる」とはまさにこの事。赤水線に入ってものの数分。ミツバチ牧場から下野の交差点まで3.5kmの渋滞にはまり混んでしまった。10分ほどのタイムロスで済んだのだが、U字溝が口を開けて待ち構える激狭の路肩の綱渡りなすり抜けは二度とゴメンだ。しっかり期待に応えてくれたCBとミシュランタイヤに心から感謝しつつ、17時40分に無事二重の峠へ。

ここまで来たところで小国・人吉林道が近い事を思い出して進路変更。陽はだいぶ傾いてしまってるが、西側が開けた小国・人吉林道なら路面の小石もしっかり見えるので60km/h以上の快適ペースをキープ。しかし刻々と下がる気温が夏ジャケを通して身に凍みてくる。

とっぷりと夜の帳に包まれてしまう前に林道をクリアし菊池市街へ。この先も先日おさらいしたルートとなる。逆コースでしかも夜という事で二度ほど迷うが、ロスタイムを最少に押さえて県道18号へ。県道18号が思ったより外灯があって夜でも走り易かったのは嬉しい誤算。

19時20分道の駅「鹿北」着。ここまで来れば帰ったも同然だが、ウチの駐車場にバイクを駐めるまでがツーリング。連休中日だが意外と福岡へ戻るクルマは多い。ヘルメットを脱いでしっかりクールダウンしたあと、気温18℃R3をラストスパート。

最後は新定番の南バイパスSSで給油([External]ENEOS [External]NEWヴィーゴ 11.5L×132/L円)した後、21時05分に帰着。OneDay史上最長14時間で654kmの修行ツーリングだった。

ウチに戻ってヘルメット脱いだら、パンチドランカー状態で頭フラフラ....。さすがに疲れた~f(^^;;

【参照】
●高千穂鉄道 http://www.t-railway.co.jp/
┗台風災害状況報告 http://www.t-railway.co.jp/saigai/saigai.htm
●がんばれ! 高千穂鉄道!と沿線の町! http://hinokage-ouen.fruitblog.net/
●国交省九州地方整備局 http://www.qsr.mlit.go.jp/ >> 宮崎河川国道事務所
┗台風14号 大淀川・小丸川の出水状況 http://www.qsr.mlit.go.jp/miyazaki/html/kasen/14gousokuhou/