JAL123便墜落事故からちょうど20年目、TVでも盛んに祈念・追悼番組を流していた昨夜。自宅から目と鼻の先でエンジンから火を噴くトラブルが起っていたとはつゆ知らず(@_@)....。いわゆるお盆という時期も含めて、「たまたま」という言葉で片付けていいんですかね!?
当該機は福岡発ホノルル行きJALグループの国際チャーター便を中心に運航しているJALウェイズのJO058便。
19時46分頃、福岡空港離陸直後に左側エンジンにトラブル発生。無事20時20分には福岡空港へ着陸。乗客乗員229名は無事だったものの、福岡市東区社領(しゃりょう)付近に部品の一部と思われる金属片約600個が落下。たまたま付近に居た数名が軽い火傷など軽傷を負った模様。
昨夜は博多八昌@西新でお好み焼を喰って帰ったので、地下鉄に乗っていた頃か。
国土交通省は「イレギュラー運航」という扱いにして航空・鉄道事故調査委員会を動かさないそうだ。確かに関係筋の観点だとエンジントラブルによるフライトキャンセルに過ぎないのかも知れないが、たまたまNHKのTVに捕えられた異常燃焼を起して火を噴く様子は素人目にはあまりにショッキング。
DC-10-40(JA8545)@1985年 |
空港の敷地外に部品を落下させ、軽症とはいえケガ人まで出ているのに調査もしないでいいの?落下したのはたまたま小さな金属片だっただけで、もう少し大きな部品が博多バイパスや線路とかに落ちたら重大事故になるんじゃないの?
警察が立件を前提とした捜査をするには嫌疑が不足しているというのは理解できなくはないが、航空機のオーソリティが事故調査自体をしないというのはなんか釈然としない。
しかし使用機材がDC-10(JA8545)と聞いてまたびっくり。何を隠そう初めて乗った飛行機がこのDC-10。修学旅行で沖縄に行ったのは高校時代だからかれこれ20年以上前の話。
JALグループでは「2006年3月末までに退役が決っているものの、まだ5機が現役」なのだそうだ。
とっくに新機種に置き換えられたと思っていたのだが、価格競争の激化でリプレースもままならなかったのだとすると、ちょっぴり複雑な気持ちだ。
【参照】
●JALウェイズ http://www.jalways.co.jp/
┗8月12日のJO058便の運航について 2005年8月13日