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Last-modified: 2024-04-10 (水)


[一語一絵/ツーリング/2005]

阿蘇Express 2th - enthusiasm - / 2005-01-29 (土)

飲み会終りで2時就寝。しかし明日は暖かくて天気は良さそうだ…という事で7時の目覚ましはそのままに。だが目は覚めたものの身体が起きず、結局布団から抜け出したのは8時。早速天気予報をチェックし、最高気温14℃の予報に気を良くして8時45分にスタート。

絶品、からあげ
九重町朝霧にて

今年初の本格ツーリング、と言うより初詣以来の3週間ぶりのCB出動だが、先週エンジンだけ掛けておいた気配りが効いて一発始動。ファームロードは23日の雪で絶望的なので、四季彩ロード朝霧を目指す事に。

四季彩ロードも雪の影響を受け易い山道なのだが、ファームロードと違って日陰区間がほとんど無いのでもう行けそうだ。野生の感がそう叫ぶ。

久々にスカッとした青空が広がる土手ロードを快走し、日田一品街玖珠で一息入れつつR210を流す。概ね5〜8℃で推移する状況は、暖かかった12月を思い出す。

R387引治を経て本日のメインイベント四季彩ロードへ。入口に「積雪チェーン規制」の看板が立っているものの、「大丈夫、勝利は我にあり」と臆する事なくアクセルをひねってヒルクライム開始。標高が上がるにつれて木々の間や法面に白い雪が覗き始め、町田バーネット牧場から先は薄汚れた雪塊がところどころでお出迎え。ところどころで路面を横切る雪解け水に注意してバンクは控えめに。

雪を頂く三俣山
やまなみハイウェイにて

久しぶりに気持ちの良い走りを堪能して11時半朝霧着。駐車場に雪塊が残っている以外は今年も変わりなくなにより。言うまでもなく今年も揺るぎない定番メニュー「そばと唐揚の定食」800円。唐揚の出来栄えもまた変らず上等。外はパリパリ中はジューシー。今年もウマウマで何よりだ。

除雪車完備のやまなみハイウェイはともかく、ここから抜けられるかが問題だと思ったのだが、23日より後は降ってないのか?問題無く行けそうな雰囲気。

ちゅうわけで飯田高原から交通量極少のやまなみハイウェイへ。路肩には垣根の様に切れ目無く雪塊が残っているものの全線ドライ。3桁に届こうかという速度域でも全く不安を感じないようなコンディションだ。

雪化粧した九州の屋根を望みつつ何人にも邪魔される事なくすこぶる快走。雪景色の中を走った事は何度かあるが、今日は穏やかな陽射しにも包まれて最高のコンディション。まさしく「チョー、気持ちいい」。刺すような…という程の冷たさではないが、緊張感の漂う空気を切り裂く様にして走るのは快感だ。

除雪される道路上には雪は無いものの、長者原牧ノ戸峠の駐車場は除雪されないので分厚い雪の層が残っていて、バイクで立ち入ることは難しい。一気に下ってR442にスイッチ。2005年のバイク一番乗りを果たすべく、13時頃[External]どこでもかふぇTONCHANへ。

耕きちの湯
奥黒川温泉耕きちの湯にて

今日は冬限定ブレンド350円をオーダー。しかし牧ノ戸を越えてこっち、雲行きは一転して陽射しも無い状態。阿蘇もここまで来てようやく根子岳の輪郭がおぼろげに見えるか見えないかと言う程度だ。かなり風が強かった事もあって飲み干す頃にはアイスコーヒーになっちゃった。(笑)

寒かった&雲行きも気になってきたので早めのリスタート。R442を戻って、黒川温泉の奥に位置する[External]耕きちの湯400円で温泉タイム。穴場だけあって週末でも独り占め状態の確率はかなり高い。今日のお湯はまた一段と湯の華が多く真っ白、温度も絶妙でイイ感じ。小一時間まったり浸かって心地好い硫黄臭を全身に纏い、14時半にリスタート。

中津江村までR442を使って県道12号線松原ダムへ。日田へ抜ければあとはお決まりのルート。大刀洗から小郡あたりまで20分程雨に降られてしまったが、ジャケットはオールウェザーなのでオーバーパンツだけ纏ってピンチを乗り切る。しっとり濡れてしまったものの予定通りの17時に帰着。286kmのブラボーツーリングだった。

この程度の雨ではCTXシューズの耐水テストにもならなかったなぁ、という余裕の弁はこの程度の雨で済んだからこそ出てくるのだが。(冷汗)