7時に目覚めた時には曇ってはいるものの明るい空に安心していたのだが、ボチボチ出ようか?と思い始めた8時目前に空から雨が…。1時間遅らせて9時スタート。もはや目をつぶってても走れそうないつものルートだが、無駄に泥ハネして汚れないよう慎重に。
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岳ノ湯にて |
10時40分に日田一品街着。先着のKojiさん@CBR400RRと話をしていたら程なくNさん@SKYWAVE、続いてはなたけさん@CBR1100XXが到着。時間前に全員揃うなんて初めてかも。
11時15分に本格スタート。まだかなり濡れているはずのファームロードへ慎重にコースイン。すると、予想を裏切って路面は全くのドライ。どうやらこの辺りは降ってないらしい…。少ないクルマを軽く追い越した後は快調にFun Ride。
亀石峠をパスし、どんどん下っているとシールドにポツポツと水滴が付着しはじめた。牧場地帯を過ぎたところで志賀さん@Vivioと合流し、R387に出たあたりからいよいよ本降りカウントダウン。後続の心配をよそに勝手知ったる阿蘇野を周る狭路を駆け抜け、無事12時前に岳ノ湯へ。濡れる前に滑り込みセーフ。
早速目的地の
白地商店へ飛び込んで、メインイベントの蒸し鶏でランチ。鶏丸ごと1羽を温泉の噴気でいわゆる地獄蒸しした地元の名物料理だ。個人的には鶏肉に野菜とかを詰め込んだ料理をイメージしていたのでちょっと戸惑ったのだが、どうやら筋湯名物の『極楽温鶏』とごっちゃにしていたような…
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白地商店の蒸し鶏 |
ここでは味付けにタレと塩が選べるそうだが、今回は取り敢えず野菜や果物等20種類以上の素材で作られた特製の「タレ」をチョイスしておいた。濃い味で辛そうなルックスだが口にすると意外とあっさりで、ビールが合いそうな感じ。地獄蒸しした鶏肉はとても柔らかくなってて身離れもよく、また余計な脂分も落ちててヘルシー。
ボリューム的には腹ぺこライダー3人揃えれば平らげられるくらいだが、さすがにこればっかりでは飽きちゃうので「おにぎり」や「おこわ」を追加して5〜6人でつつくのが手頃でいいのではないかと思う。個人的には「うどん」か「そば」が欲しかったかな。
ちなみに蒸すのに3時間掛かる為に事前に予約が必要だが、福岡を出る時に電話しとけば良い。到着する頃にはちょうど出来あがる頃合いとなる。
蒸鶏工房 白地商店 営業時間 8時〜20時 不定休
蒸し鶏2,630円 おにぎり160円 おこわ400円
熊本県小国町西里岳湯2798-2 TEL:0967-46-4533
1時間半ほど雑談を交わして雨をやり過ごし、13時半にリスタート。牧ノ戸越え〜四季彩ロードで帰投しようと思ったのだが、どうも峠は雨くさいので瀬の本を右折。王道のやまなみハイウェイ〜ミルクロードで大観峰へ。さすがに雨の降りそうな平日ではライダー皆無だった。
阿蘇涅槃像も見えないし…とか思いながら、うだうだしている内に阿蘇谷からどんどんガスが迫りはじめたので、おっとり刀で帰投。R212からR442に繋ぎ杖立を避ける形で松原ダムからR212に復帰。定番の裏道を抜けて日田一品街へ戻り、ひとまずこれにて散開。
鏡坂交差点ではなたけさんと、恵蘇宿橋でKojiさんさんと、針摺交差点でNさんと別れて、17時45分に無事帰着。今日の運勢は最下位だったYANOだが、結果的に事故どころか雨に降られる事もなく何より無事これ名馬。271kmの愉快なツーリングだった。
今回は天候不良からお馴染みのルートばかりでちょっと残念だったと思いますが、また機会を見つけて一緒に走りましょう。