今朝はいまいちな曇り空。昨夜のサッカー観戦から寝坊してしまい、9時半のスタート。まずはガソリンとタイヤの空気を充填したあと最速ルートを淡々と。土手ロードまで出ればこっちのものだ。クルマも少なくて気持ちよく飛ばすのだが、風は日を追う毎に冷たくなっているのを実感する。
産山村、山水亭にて |
足元が冷えてきたのもあって日田一品街で一息。HOTを飲もうと思っていたのにうっかりCOLDを押してしまったのは内緒だ。気を取り直していつものようにスカイ・ファームロードひたからファームロードwaitaへ。いつものように80km/h前後でクルーズを楽しむが、比較的風が強いこともあって日向と日陰の寒暖の差がいつも以上に激しい。
標高が上がると共に気温がどんどん下がり、亀石峠付近では実測値で14℃を確認。これまでの経験から気象庁発表数値より2℃ほど高くなる事がわかっているので推定12℃。風の影響を考えると冬の装備が欲しくなる数字だ。
瀬の本ではたまらず三愛ドライブインに飛び込んでトイレ休憩を挿み、やまなみハイウェイ〜県道40号線で12時半に山水亭へ。久々の「山水メンチ定食」950円でランチ。こんなに大きなメンチカツを均一に火を通して揚げられるのはさすがだ。メンチがあるならハンバーグがあってもいいような…
さて今日は近くに仕事で来ていたカズさんとバッタリ遭遇。お疲れさんでした。(^^)/
食後はこれまたお約束のどこでもかふぇTONCHANでコーヒーブレイク。今日はコロンビア(だったと思う…)300円をマイカップ持参で50円引きの恩恵に預かる。
こうの湯、露天「森の湯」 |
走っていると正直寒いのだが、暖かい陽射しや温泉、コーヒーなどでホッとする感覚が、ウィンターツーリングの醍醐味。確かに最初は「寒いのやだ〜」と思っていたのになぁ。
というわけで黒川温泉へ。旅館組合「風の舎」の駐車場へ行ったところやっぱり満杯。バイクの1台くらい置けない事は無いのだが、温泉そのものが混んでると嫌なので離脱。
旧道を田の原方向に少し行って、奥まった高台にあるこうの湯へ。思惑通り男女別の露天風呂「森の湯」を占有。弱アルカリ泉で柔らかい肌触りだが、無臭なのでイマイチ温泉っぽくないか。何はともあれ静かなのが一番だ。
樹に囲まれて展望も効かないが、色付き始めた木々と吸い込まれそうな空の碧さとのコントラストが美しく、空を見上げてぼーっとしていた。
天ヶ瀬町、出口にて |
ひとしきり温まったところで15時にリスタート。ファームロードwaitaからスカイ・ファームロードひたへ。時々現れる軽トラや観光客のクルマはストレートの立ち上がり加速で軽く料理して快走。行きがけよりも天気が好転してるのもブラボーだ。
亀石峠を越えた時にチラリと見送ったミラーに、雲ひとつない碧空の下に阿蘇五岳が横たわる荘厳たる絶景が観えたので慌ててUターン。こんなに清々しい景色、初めてここを通った時以来だ。
たまには同じ道を帰るのも悪くない。
日田に抜けた後は小石原〜穂波〜桂川と足を延ばして帰るつもりだったのだが、無意識にR210から最速ルートへ。結局黒川温泉からノンストップで17時半に無事帰着。短め288kmのFineツーリングだった。