大統領選挙の前に観ないとな〜と思っていた話題作のFAHRENHEIT 9/11だが、AMC13の最終上映に滑り込みセーフ。マスメディアではブッシュを滑稽に皮肉ったシーンばかりが強調されていたが、政府のプロパガンダ報道に躍らされて己の無知に気付なかった国民の悲哀もしっかり描かれていてなかなか好印象。こういうドキュメンタリー映画が作られ、実際にウケるという文化が根付いているのはアメリカの素晴らしさであるが、一方でこれはこれでM・ムーアの政治的プロパガンダとも言えるので単純に鵜呑みにするのも危険だ。
いずれにしろ「大義無き戦争」に米国民がどのような審判を下すのか、今年の大統領選挙は注目せざるを得ない。イチローの安打記録ばかり追いかけてるんじゃ能が無いないよ>マスメディア