10日の23時半に舞鶴港到着。定刻の20時半着なら適当なとこで得意のビバークキャンプに持ち込もうかと思っていたのだが、この時間からテントを設営するのは抵抗がある。天気もイマイチっぽいので、取り敢えず仮眠できる場所を探しつつ大阪へ向かう事に。
大阪府恵美須町にて |
なか卯の西舞鶴店へ寄り道して親子丼490円で腹ごしらえした後、正直にR27を南下。R173にスイッチした後瑞穂町、能勢町の道の駅に立寄ってみるものの、仮眠できそうな休憩所も無く通過。
24時間営業のネットカフェでもないかなぁ〜と思いつつ、2時に池田市を過ぎて、3時には淀川を渡って大阪中心部へ。結局そのまま大阪南港に着いたのだが、フェリーターミナルはバリケードで閉鎖中。(>_<)
サウナでもないかしら?と天王寺あたりまで戻ってウロウロしてみるが、深夜3時過ぎとは思えない交通量に疲れてヘロヘロ。雨がポツポツ落ちてきた事もあって南港近くのファミレスに逃げ込み、2時間半ほど居座って仮眠。
7時近くになってフェリーターミナルへ。600円のロッカーにサイドバックとアクアザックを押し込んだら、シティライダーっぽく身軽な装いで朝の大阪の街へ。取り敢えず大阪でゆっくりするのは初めてなので、いちお通天閣と大阪城だけは写真を撮っておく。
この後、夕方まで密会(*^^*)。最終日になってバイクのカギを紛失する不運に見舞われたものの、スペアキーの備えで大勢に影響無し。ランチタイムに突然降り出した雨にも当らず、ツキは我にあり。
名残は尽きぬものの18時半に「フェリーふくおか2」に乗船。今回はちょっと贅沢に差額1,500円の2等寝台をチョイス。カプセルホテル並みのプライバシーが確保された2等寝台は2002年秋に就航した新鋭船で一番の特徴。またネット予約だと小荷物も含めて20%割引きなのは見逃せない特典だ。
真っ先に展望風呂に入って汗を流し、デッキでしばし涼んだあとレストランへ。結果的に高くついてしまうアラカルトメニューを避けて牛丼(赤だし付き)500円を単品オーダー。特筆するような凝った料理では無いものの、質・量共に充分で街の食堂と遜色無いコストパフォーマンスが素晴らしい。
「フェリーふくおか2」は定刻の20時に大阪南港を出港。2ヶ月に渡ったロングツーリング最後の夜は明石海峡大橋、瀬戸大橋のライトアップを観る事もなく爆睡してしまった。さすがベッド、2等のカーペットとは寝心地が違うね。
大阪〜新門司 料金(20%OFF):2等寝台6,000円、二輪(750cc未満)3,120円
名門大洋フェリー http://www.cityline.co.jp/