2ヶ月近くに渡った今回のツーリングもラリージャパンの閉幕と共にいよいよ最終局面。今日は久々のロングランステージなので6時半頃スタート。勝手知ったる道道62号線で豊頃町へ抜けてR38にスイッチ。大正からだと帯広市街〜幕別をショートカットする事で30分ほどの時間短縮となる。
豊頃大橋を渡ると朝靄が霧に替わり、ノイズのようにシールドにへばりつく。吉野を過ぎると次第に霧雨へとパワーアップされたのだが衣装替えのきっかけを得られず次第に革パンもしっとり内側まで染みるように濡れ始めた。遅きに失した感は否めないが浦幌町の外れで完全防備に変装。
9時に釧路市内へ。ここにきてようやくドライコンディションに戻りヘルメットを脱ぐ気になる。って事もあり、いざ!六花亭鶴見橋店へ乗り込むが、あいにく「10時より開店でございます」という冷酷非情な立て札に門前払い。悪コンディションの中を120km以上も走って来たのにツイてないにも程がある。止む無く9時開店のジャスコでチョコを買って鶴居キャンプ場へ。先日お世話になったルパンさんに離道の挨拶。30分ほどお邪魔したあと、いよいよ西へ向かう。
再び霧雨のR38を辛抱の走りで走破。幕別でようやくドライコンディションに復帰しホッとひと安心。13時半に帯広へ。最後のランチはアパッチの豚丼にしようかと思ってたのだがラリージャパン出店の振替で今日明日は臨時休業という貼り紙。残念、未食のままで終わってしまった。
六花亭西三条店にて |
そういうわけでデザートを先に片付けるべ、と六花亭西三条店へ。今月のサクサクタルト「サツマイモ」は喰っとかないとね。定番のストロベリーとあわせてペロリと平らげたあと駐車場を見るとすでに雨が降り出して濡れている気配…。「やばい、もう気楽にメットを脱げるようなとこ無いかも」というわけで、ランチ代りにレアチーズケーキ155円と生チョコケーキ125円を追加。十勝ステージの最後はやっぱり六花亭で締括る事に。
土砂降りでは無いものの外を歩くには傘が必要な程度の雨脚。空を見上げたところで待ってもしょうがないな、と覚悟を決めてリスタート。交通量の多い…ということは水飛沫の多いR38を避け、道道75号線で新得へ。轍には水溜まりが出来ているが、川にはなっていない状態。幸いサイドバッグは付けていないので水を跳ねないよう、対向車の飛沫を浴びないよう注意深くライディング。狩勝峠でもピークの数百mが濃霧だったため休憩も見送ってそのままダウンヒル。しかしウェットの高速コーナーは恐い恐い。(-.-)
南富良野町へ下ってようやく雨も上がったので、道の駅「南ふらの」でトイレ休憩。しかし、一息入れてたらまたポツポツと雨が落ち始め、慌ててリスタート。路面がドライコンディションのうちに距離を稼ぐべ〜と快速モード。西達布からいつもの裏道を抜け、予定通り17時に上富良野の宿「旅の途中」へ到着。
南富良野ではずぶ濡れだったジャケットも、しっとり程度まで乾いてめでたしめでたし。
小さな宿 旅の途中 料金:一泊二食4,900円 北海道上富良野町
http://www12.plala.or.jp/tabinototyu/kamifu.htm