今日はサクッと十勝へ移動。オーソドックスに考えると夕張〜日高〜日勝峠となるが、それだと早く着き過ぎてあまり面白くないので遠回りして襟裳岬経由で。まぁ、面白くなさにかけてはこちらの方が上かもしれないが。
門別町にて |
そういうわけで、7時半に江別を出て栗山からR234へ。早来から道道10号線で鵡川に抜けたあとは、選択の余地無くR235をダラダラと。
あまりにも退屈なので門別町では寄り道。入場料500円のケンタッキーファームには目もくれず、そこらへんの牧場でサラブレッドと戯れる。静内も中心部を過ぎると明るい牧歌的な風景が、次第にちょっと淋しい漁村の風景に変り、そこかしこで玉砂利に昆布を干す風景が見受けられる。このあたりは言わずと知れた日高昆布の産地であり、この季節は昆布の匂いで充満している。
しかしこのR235は太平洋沿いの海岸線をなぞる単調な道で、ペースも遅くて退屈この上なし。所々で海霧が流れ込んでて比較的涼しい事を除けば、北海道では数少ないあまり走りたくない道のひとつだ。
様似町から道なりでR336にスイッチ。ずっと昼メシどころを探していたのだが、えりも町に入ったところで腹ぺこモード全開。襟裳岬の食堂などには入りたくないので、旅人のオアシスセイコーマートのおにぎりで安上がりなランチ。
取り敢えず空腹中枢をおとなしくさせた後は道道34号線をたらたらと流して13時に襟裳岬到着。森進一の唄が流れているのも相変わらず。一昨年と何ひとつ変っちゃいないが、さすがに夏休み期間だけあって平日でも観光客・ライダーが多くなった気がする。なんとなく15分ほどウロウロしたが、結局居場所が無くて退散。
道道34号線からR336に復帰。宇遠別トンネルの片側交互通行(19〜6時は全面通行止なので要注意)で6分ほど待たされた以外は、特に大きくタイムロスする事なく16時前に帯広市大正のカニの家に到着。
相変わらずキレイなログハウスで、こういう施設を無料で提供してくれるふとっぱらの帯広市には大感謝。混むだろうと思って早く行ったのだが、結局宿泊者数は女性4人を含む15人。この時期にしては異常とも言える少なさにはびっくり。昨日は20人以上だったそうだがそれでも例年よりは少ないし…。ルールが厳しくなったという噂が広まって敷居が高くなってるのかもしれない。
大正 カニの家 料金:無料 北海道帯広市大正