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Last-modified: 2024-04-08 (月)


[一語一絵/ツーリング/2004]

宗谷ステージ・アンコール / 2004-08-06 (金)

昨夜も寝つくまでは満天の星空だったのに、夜半から断続的にフライシートをポツポツと叩く雨音とガサガサと揺らす音が断続的にし始めてイヤな感じ。だが、夜が明ければ止んでいて、晴れはしないものの雨の心配はなさげ。ただ昨夜の予報で「晴れ」が出ていたのは宗谷地方だけだったので、ここでもう一泊する事にして再び宗谷日帰りを敢行する事に。

そうと決まれば動きは速い。6時スタート。昨日と同じルートでは能が無いので逆ルートで反時計周りする事にしてR40を北上するものの、小雨のような霧が晴れずに気分ももやもや。

豊富まで来てようやく霧も晴れたが、日本海側には低い雲が垂れ込めていて利尻は観えず。取り敢えず道道で猿払に抜ける事にしたが、この道道が大当たり。風景も牧場から林間へと変化に富み、摩周スカイラインのようなそれなりにタイトなワインディングが続き、青空が広がった事も手伝ってうひゃひゃひゃと歓喜の声をあげてFun Ride。

鬼志別浜鬼志別へと繋いでR238を北上。最北端へのアプローチとしてはちょっと盛上がりに物足りないかな?という気がするが、穏やかなオホーツク海を右手に眺めながらの走りは悪くない。今日も宗谷岬からはおぼろげながらも樺太が望める幸運に恵まれた。宗谷丘陵にもまた素晴らしい絶景が広がっている。いつまでも観ていたい景色だ。

R238で利尻富士を観ながら稚内へ。場所によっては真っ直ぐに延びた道路が利尻富士に繋がって見えるのもまた魂を揺さぶる風景だ。ランチは稚内市内のわっかないラーメン大好き天丼850円を所望。なんだかわからんが白身魚2枚とホタテ3個分の天ぷらはボリューム満点。ご飯の量に対してちょっとツユが濃過ぎかな?という気がしたが、茶碗蒸しもウマかったし言う事なし。

利尻富士とCB
豊富町道道106号線にて

正午に旅人御用達のお天気屋でコーヒーブレイク。ランチタイムなのに客はゼロ。今年は桃岩も復活したのに、他の宿も含めて旅人が全般的に少ないと嘆いておられた。ブレンド400円を片手に自宅サーバーに接続してダウンロード終了。

納沙布(ノサップ)岬にチラッと寄った後、道道106号線オロロンラインへ。逆向きは大した事無いかと思っていたのだが、利尻が正面に近くなる南向きの方が画的にはフォトジェニック。ちょっと麓の方が雲か霧で霞んでいるが、今日は時間もあるのでゆっくり構えて、あちこちで写真撮りまくり〜。

稚咲内からサロベツ原生花園を経て豊富からR40へ抜けた後は、来た道を淡々と戻って音威子府へ。最後に駅のそばでも喰って帰るかと思いきや、16時半にしてもう店終いとな。がーん。

というわけで、今日はなんちゃって自炊でハヤシライス。ご飯がなかなかうまく炊けないのがなんだが、それなりに喰えてしまうのがキャンプの隠し味だ。

そういえば昨日、今日とR40を北上するうさぎの被り物をしたトホダーに遭遇。ん〜、写真を撮りたかったよぅ(;_;)。でも道北以外でトホダーは一人も見かけなかったし、チャリダーも頻繁に見掛けるようになった。やっぱりみんな暑さを避けて道北に集まっているような気がする。がんばれ!みんな!

天塩川温泉リバーサイドパークキャンプ場 料金:無料 北海道音威子府村