夜半の雷雨にはビビりまくったが、幸い大した浸水も無く朝を迎えた。8時過ぎに青空が拡がり始めたのを確認していち早く移動を決意。暑い陽射しの下でだらだらと撤収を行い、上士幌の愉快な仲間達に見送られて遅めの11時前にスタート。
両サイドに広大な畑が拡がるR241。緩やかにアップダウンしながら真っ直ぐに延びた道が空に融けていく。そこにゆらゆらと観え始めた光がだんだん大きくなるのはちょっと感動的な風景で、3分後にすれ違う時には自然とピースサインを交わしてしまう。北海道ならではのシチュエーションに浸りつつ淡々と足寄へ。
道の駅「足寄湖」で天気予報をチェックしようと思ったがあいにくの臨時休館。なんてこったい。
11時40分に大阪屋食堂に到着。味噌ジンギスカン定食800円でランチだ。ここはライダーハウスもやってるので昨日の夕方に来て一泊したかったところだが、いかんせん降出しが予想以上に早かっただけに残念だ。
引き続きR241を快走。足寄峠を越えるこの区間は信号も少ない名うての高速セクションだが、今回は特に急ぐ用があるわけでもないので淡々と。
オンネトーに立寄った後、13時過ぎに阿寒湖に到着。いつものセイコーマートで小休止の後R241を摩周へ。
道の駅「摩周温泉」で天気予報をチェックしたところ、今夜から明日にかけてやはりまた雨の予報なので、キャンプは避けて屈斜路のライダーハウスぽんとへ。食堂兼住宅の2階がライダーハウスになっているので部屋がとてもキレイで、女性にもオススメ。街からは離れているが食堂併設のおかげで終日雨となっても飢え死にの心配をせずに済むのもポイント高い。
摩周湖にて |
一旦荷物を入れたあと、身軽になって出発。道道52号線で川湯温泉を周ってくりーむ童話でひと休み。コクがあって甘いミルクと、甘酸っぱいハスカップは相性抜群。北海道ならではのコンビに大満足の逸品だ。ダブルは315円。
北からの雲行きに追われるように摩周湖へ。5%程度のヒルクライムをアグレッシブにFun Ride。上りではフロントタイヤの負担も少ないので、久々に思う存分に走りを堪能。最終コーナーでは上空に霧が流れはじめていや〜んな雰囲気だったが、第3展望台からの展望はほぼクリア。霧は断続的に流れているものの、湖面だけでなく摩周岳もしっかり確認できた。これで通算2勝2敗か…
最後は摩周の街へ下り、コタン温泉で汗を流したあと屈斜路のぽんとへ。今夜は埼玉・所沢と栃木・大田原からの女性ふたりと良く喋るおっさんが同宿。今年は微妙に栃木県に縁があるかも。
夜半には予報どおり激しい雷雨に。夢の中で「してやったり」とほくそ笑む。
屈斜路湖の宿 ぽんと(ライダーハウス) 料金:1,000円 北海道弟子屈町屈斜路