朝6時45分に道の駅「湯ノ川」を出発。松江道路を避けて敢えて松江市街地へ。朝の街のアンニュイな風景というのもこうして観るとなかなかいい雰囲気。朝の通勤混雑という極めて日常的な世界を、非日常の視点から眺めるのも旅の醍醐味だ。
湯原温泉にて |
米子からは暑さを避けて中国山地へ。R181で大山の麓を周って10時に湯原温泉に到着。温泉番付で西の横綱と称された河原の露天風呂で一息。はふぅ〜、生き返るぜ。
雨具が要るほどでは無いものの相変わらず小雨が降ったり止んだり。旅立ちのテンションをクールダウンさせるさせると思えばまんざら悪くないし、何より北海道の気候を睨んだ3シーズンジャケットと革パンツの衣装だけに暑くないのはありがたい。
正午に津山の「トマト&オニオン」でランチ。おにぎり2個で朝を軽く済ませた腹ぺこライダーは、日替りのみぞれハンバーグ定食を240gのラージにして819円。豚汁との強力タッグにダウン寸前、薄氷の勝利だった。
その後は山越えが続くR429を東へ。整備の行き届いた2車線路は快適なスピードで、タイトなワインディングは注意深く慎重に。和田山〜大江〜舞鶴と抜けて17時過ぎに無事舞鶴港到着。
ここまで思惑通り雨具を一度も着る事無く終わったのは大成功と言えよう。
乗船手続きを済ませた後で東舞鶴の街へ。駅前のスタンドで給油した、関西ローカルのラーメンチェーン天下一品で夕食。名物の「こってり」を食べてみたのだが、所変われば品変わると言うか、同じラーメンと言えども似て非なるものだ、と実感した。
23時半、7月から就航したばかりの最新鋭フェリー「はまなす」に乗船。真っ先に風呂に入った後、船内を一通りうろついて、出港したらすぐ就寝。今日の走行距離、376km。
舞鶴〜小樽 料金:2等8,000円、二輪(750cc未満)7,000円
新日本海フェリー http://www.snf.co.jp/